逃亡中



気の使いよう

2006年01月10日(火)

先日、職場の6人で飲みに行ったときのこと。



ネギトロ巻きが美味そうということで、2皿注文。



一皿に4個乗っていました。
合計8個。



一人一個は必ず食べられる計算。
まあ、僕はとりあえずひとつを食べて、遠慮していた。



しかし、気が付くと、後輩のT君は一人で4つも食べていた。



アー、コンニャロー!

ってことは、食べられない人も出てきてしまうがな。



しかし、そんなことに気が付いたのは僕くらいでしょう。
みんないい感じに酔っ払ってるけど、僕はアルコールに弱いので、ほとんどシラフ。


そんなものは、食った方が勝ち。



結局、食べたいのを我慢して、気を使ってる僕が損をしてるだけなのかもしれない。
それで勝手にフラストレーションを溜めている。



果たして、僕が気を使って1つしか食べなかったことなんて、誰が気が付くでしょう。
誰も気がつくことなんて無い。



ある意味、4つ食べられるT君の性格がうらやましいと思う。
無くなったら、また注文すればいいだけの話なんだし。



自分の性格の、そういうところが好きになれない。


基本的に、僕は相手に喜んでもらえると、僕もウレシイ。
相手の喜ぶ顔が見たい。
それが自分の喜びでもある。


でも、ヘンに他人に気を使い、自分で自分の首をしめてしまう。
自分が10の気を使って、相手がたとえ1でも2でも受け止めてくれれば、それはいいことだと思う。


しかし、まったく気が付かないことだってある。
ただの自己満足で終わることもある。
それはそれでOKなのかもしれないが、それで自分が負担になってたり、余計な気を使ったがために、相手にも気を使わせてしまうことになったら、それはマイナス。



自分が気を使われてたらどうだろう。


もちろん、気を使ってもらえるのは嬉しいかもしれないけど、ヘンに気を使われるのは心地いいものではない。


では、何故気を使うのか。


僕は、相手に気を使っているのではなく、ほんとは自分に気を使っているだけなのかもしれない。
他人の顔色をうかがっているだけなんだろう。



それは結局、性格的なものはもちろんあるだろうが、自分が嫌われたくないという不安から、他人に気を使うという裏返しなんだと思う。



嫌われたくないがために気を使い、フラストレーションを溜め、それが逆に相手を不快にしてしまう。


やはり、気持ちのいい付き合いと言うのは、お互いヘンに気を使わない関係。
必要以上に気を使えばいいってものではない。



もっと自分に素直にならなくちゃダメだね。



自分は自分さ。


 < 過去  INDEX  未来 >


りい [MAIL]

My追加