2005年12月07日(水) |
第536話 ありがとう |
8月下旬ぐらいから、ずっと不調だった私。
人づきあいで悩んでいて、10月下旬にはついに体調を崩したりしてた。 最近はもう悩んでも仕方ないと諦めてのんびりすごすことにした。
ノアはいつもそんな私を心配してくれる。
私がふと手を止めて考え事してたりすると、急いで寄って来る。 寄って来ては冷たい鼻をピトっと手に押し当てて (なに考えてるの?また悲しいの?)と問うように顔をかしげる。
「大丈夫だよ。ありがとう。」 そう答えると尻尾を振って目を細くして頭を丸くしてスリスリしてくる。
ありがとう。
いつも心配してくれてありがとう。
いつも優しくしてくれてありがとう。
母親の無償の愛に似たノアの愛情が、五臓六腑に染み渡ります。 いまさらだけど、ノアは私に何も要求しないなあ、と思ってさ。 ご飯と散歩は要求するけど、なんていうか、私に多くを望まない。 ああ、そんなノアちんの優しさが嬉しいー。
寒いけど、ちょいと疲れてるけど、君がお散歩を楽しみにしてるのならお母さんはがんばるよー。
さて、今日も白い息を吐きながらお散歩に行こう。
(平常心がだいじですから)
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