2005年03月16日(水) |
第436話 ちょっと泣きそう |
いつも日記は朝にアップしてるんですが、こんな時間に日記書き。
だって夕べから筋肉痛で気持ち悪いんだもん。 全身、とくに上半身がバリバリ筋肉痛。
吐き気がするのでパソコンに向かえず。
おかしいなー。 なんで登山で上半身? そしてノアは何事もなかったかのように朝の散歩で1時間半とか歩いてます。
山でも、ハァハァ言ってるのは私だけで、ノアは涼しい顔してましたっけ。 4駆、あなどれじ。
山の登り下りでね、しみじみ「ノアちん大人になったなあ。」と感じた事がありました。
人がいないときはリードはずしてたんですが、私との距離が10メートルとか離れると振り返るんですよ。それも頻繁に。
(おかーさん、ちゃんとついてきてる?) (おかーさん、登れる?)みたいな。
あんな低い山でも頂上近くは空気が薄くて、速いペースで登ると息が切れるんですよ。 で、苦しそうにしてると、ノアが戻ってきて顔を見上げるんですね。 「大丈夫よー。」と話しかけるとまた前を進むんだけど、途中で止まっててくれて、私が追いつくとまた先を歩くんです。
下りのときもそう。 先を歩いてスッタカスッタカ下りていくノアなんだけど、途中で振り返る。 で、下りのときに私、すこし息が苦しかったんですね。 頂上でいきなり喘息みたいになっちゃって。気管がヒューヒュー鳴って、少し慌てました。
で、道を外れて座って息を整えてたらノアが急いで戻ってくる。
戻ってきて私の口をペロっと舐めて顔を覗き込んだあとは、周りをフンフンと探検してました。 何があるかわからないので「ノア、遠くに行かないでね」と声をかけるとすぐ戻ってきてくれました。
大人になったよ、ノアちん。。。
たしか4年前に筑波山に登ったときはヒハーヒハーと首が絞まるほどリード引っ張ってたっけ。 登りも下りも。
でも今は私を気遣ってペースをあわせてくれるんですよ。 だから登りも下りも安心して自分のペースで歩けました。
度々わたしを振り返るノアの顔を思い出すとねえ。。。なんかもー、ちょっと泣きそうになるよ。
犬だけど、犬だけど、ノアは私をずっと心配してくれてたのさ。 下りでリードをつないでからは、私が転ばないように、張り切ってるのに引っ張らずに隣を歩いてたんですよ。 ノアにしてみたら一気に駆け登れるし駆け下りられる場所なのに。
私が持ってるラブラドールの飼い方っていう本の中で、アメリカラブラドール協会の理事をやってる人が 「ラブラドールは飼い主を思いやれる犬です。」と書いていたのをしみじみ思い出したよ。
今度のおやすみはのんびり近所をいっぱい散歩しようかなあ。。
|