2005年02月10日(木) |
第423話 いつまで保護者? |
ノアは、私と次男がソファーで並んでテレビを見てると、必ず次男の隣に行って、次男の背中とソファーの間に入り込みます。 「無理無理無理!狭いってノアちゃん!」
そう言ってちょっとでも次男が体をずらすと、素早く私の隣に座り込み、満足げに「ん゛〜〜」と唸りつつ、次男の腿に顎をのせてくつろぐんですわ。
最初、焼きもちかと思ってたんだけど、それだけでもなくて、次男がどこにいてもノアは彼に体をくっつけてますね。 次男がいないときは私にべたべたしてますけど。
最近は次男の友達の間で「怖い本」が流行らしいんですが、怖がりの次男はそれを読んだり聞いたりした夜は一人で寝られず。(笑)
「お願い!ちょっと来て?」 というので 「もう、迷惑だからそういう本は読むのはやめなよ。」と叱りつつ、次男の布団のところで添い寝のようにして読書していると。。。。。
カリカリカリ・・・・
ヒーターの前で寝てたはずのノアがやってきてドアを開けてくれ、と。 開けると尻尾を振りながら入ってくる。目を細めてる。
そして私たちの枕元に座り込みガーリガーリガーリガーリと体をかき、ぶるぶるぶるぶるっと毛を落とし(^^;)、
鼻先を布団の端にチョン、とタッチします。 これ、(いーれーて!)とお願いしてるんですよ。
知らん顔してると自分の鼻先で掛け布団をめくって入ろうとするんですが、悲しいかな、それをやると98パーセントぐらいは失敗するんです。
ラッセル車のように掛け布団を押しながら進んでしまうんですね。
ノアはそれじゃぬくぬく出来なくって嫌なもんだから鼻先でチョンとタッチしてお願いするんですよ。
私なり次男なりが掛け布団を持ち上げ、しっかり掴んでいると、いそいそと中に入り足元で方向転換して顔を私たちと同じ位置まで出して
ふーーーーーっと満足げにため息をついて寝るんですが・・・
このとき、必ず、ほんと必ず私たちの間に割り込む。 私が次男に背中を向けて 「お母さんのおなかのほうにおいで。」とやっても知らん顔して私と次男の間に入り込む。
真ん中が暖かくてて好きなのかしら。 それとも焼きもちなのかしら。 次男とくっついて寝たいのかしら。
とりあえず次男が眠ったら私はそーっと布団を出るんだけど、ノアはついてこないですね。 チラッと目を開けるけど、大事そうに次男の顔を抱えてひと舐めして再び寝ていますよ。
完全に次男の保護者状態。
これ、いつまで保護者なんだろう。 次男が成長して大きくなってひげが生えたり声が太くなったりしても、ノアは保護者をやり続けるんだろうか。
数年後のノアの様子がどう変わるか楽しみです。
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