2004年12月01日(水) |
第393話 いよいよ。あさってだよ。 |
動物病院から電話があり、歯を抜く新しい道具が届いたので、ノア抜歯の日程を決めたいと連絡があった。 ノアを連れて病院へ。
診察台の上に乗せられ、歯をチェックしてもらう。 「ああ、腫れは引いてますね。」と先生。
私「薬を飲んで3日で腫れは引きましたが・・・やっぱり抜かないとだめですよね?」
医「それを決めるのは飼い主さんですが。歯髄炎は繰り返しますよ? しかも普通は腫れないで中のほうで進行するものですが、ノアちゃんのように膿が外に出て頬がぽこっと腫れるのは重症なんです。」
逡巡してる私に長い時間をかけて説明をしてくれた。
歯を抜かないで保存する場合は、抗生剤をしばらく続けたあとで、1ヵ月後、3ヵ月後、半年後、1年後、と麻酔をかけてレントゲンで再び膿の袋が作られてないか調べる必要があるそうで。
歯を残していると歯の中を通っている神経と血管の通る穴から、奥に細菌が入るらしい。 抗生剤を飲んでも、細菌がたった3こでも残っていれば、歯を治療して塞いだ中で再び増殖し、骨を溶かしながら化膿する、と。
そうだよね。 わかってるのに、改めて聞いてみる自分の根性なし。
他の歯も少し磨り減っているとかで、 「ノアちゃんはフリスビーさせてるんですか?回転してるフリスビーを歯でキャッチするのは歯を磨耗させますから。」 「いいえ。フリスビーは全く。」
「テニスボールの硬球で遊んでますか?」 「はい、ときどき。」
「テニスボールの硬球は歯をすり減らしますから、やめてくださいね。軟球ならいいんですが。」 「はい。」
木の枝もやめさせたほうがいいんだろうなあ。
一番凹むのは 金曜日の抜歯のために、木曜日の夜9時以降は水も飲ませられないこと。 翌日の11時に病院に連れて行くまで、絶対にだめだと。
12時に抜歯開始で、午後1時に抜歯と縫合終了。 麻酔が切れて歩ける午後5時に迎えに来てください、と。
ほとんど丸1日、飲まず食わずですか。 ふだんから水を1500CCほども飲むノアにとって、さぞかしつらいことだろうなあ。 食べ物よりも水がかわいそうだわ。
避妊手術などでこの処置を取られた方は、どんなふうにしてやり過ごしたんだか。 おなかすいて喉が渇いたノアが、何度もお手をしてきたらつらいなあ。 まる1日なんて我慢させたことなんか、ないものねえ。
ってことで、3日金曜日の昼12時から抜歯です。
はー・・・。
(ん?あたしのこと?)
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