2004年11月15日(月) |
第387話 ボールがないよぉ |
うちから車で2分ぐらいのところに、穴場の公園がある。 数年前に企業から市が買い上げた運動場。
周りをぐるりと塀に囲まれた広場で出入り口は1箇所。 誰もいないときはノアを自由にしてやれる。
多くの学校の部活で使われていて、夕方はほとんど毎日使われてるけど 昼ごはん時や夜は誰もいないことが多い。
ノアもそこではリードを放してもらえるのを知っているので、そこの駐車場に止めると、もう
ぴいいい ぴいいいっと大騒ぎする。
しばらく前からそこにサッカーボールが置き忘れてあった。 それを見つけては 「蹴って!」と私や夫に催促して追いかけて楽しんでいた。
夫が今日の夕方、森林公園に連れて行こうとしたら、ノアは 「こっちです!こっちです!」 と反対側のその運動場に自分から引っ張って入ってったそうな。
夫も誰もいないのでリードを放してやったところ、いつもボールが転がってた場所に一目散に走っていったものの・・・。
なぜかボールがなかったらしい。(笑)
しゅるしゅると尻尾が下がり、困った顔で夫を見上げて鼻を鳴らしたらしい。 「ボールがないねえ。」と話しかけると、広い広いグランドの隅っこばかり、ボールを捜しながら1周したそうな。
どこにもボールがない、サッカーできない、とわかったとたんに元気がなくなり、おとなしくリードにつながれ、トボトボと元気なく帰ってきたらしい。
「あんまりがっかりしたんで、かわいそうになっちゃったよ。」 と夫。
それを聞いていた長男が 「ノアちゃん、サッカーするか?」 と話しかけると、寝てたはずのノアが飛び起きてジャンプして喜んだ。
我が家のサッカーボールを持って出かけること20分。 ゼハーゼハー!!と荒い息でかえってくるやいなやドタっ!!と横たわるノア。
「喜んでた?」と息子に尋ねると 「怖いぐらい張り切ってたよ。」と。^^
今これを書いている夜の10時半、ノアは大イビキで眠っています。
とりあえず今日は満足できる1日だったらしい。 よかったよかった。。。(^−^)v
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