2004年07月19日(月) |
第335話 魅惑の園 |
今朝、少し寝坊して6時ごろ散歩に行きました。
夕べまで2日連続で夏祭りがあったことを忘れて、大きい公園に行ってしまいました。 あたりに散乱するたくさんのごみ。
子犬時代はそんなものが落ちてたら、それこそ1個1個チェックしてたノアですが、今はさすがに知らん顔。 。。。知らん顔。。。。のはずだったんだけど。。。。
(ああっ!ジャガバタがっ!)とか (焼き鳥がっ!)とか (スピンがっ!)とか (焼きそばのかけらがっ!)とか (フランクフルトがっ!)とか・・・
そりゃもう大騒ぎでした。(汗)
あっちこっちに落ちてる夕べの残骸に夢中で飛びつこうとするノアを 「だめ!」「食べない!」などと叱りつけながら歩いてたら ノアの大好きなミック君に会いました。
大喜びで駆けつけ、くつろいでいるミック君にご挨拶。
ミック君は1時間ほどもこうやって外の空気を楽しむんだとか。 しかし私はちびたを起こして野球に送り出さねばならない身の上。 早々に別れを告げて帰ろうとしました。
(やだー!やだー!) おいしい匂いとミック君といういいものが2つも揃った公園から帰りたくないノア。 いきなり土埃のなかで仰向けにひっくり返りました。 (帰んないも〜ん・・・) ミック君のお母さん、大笑い。 「ノアちゃんがそんなふうに駄々こねるの、初めて見たわ。」
仰向けになって背中を土ぼこりにグリグリとこすりつけ、リードを引っ張るとウナギのように身をくねらせて起きるまいとします。 「なにやってんの。洗わなきゃならないじゃないの!」 などと話しかけてる間は起きませんでしたが
「・・・・いい加減にしなさい、帰るよ。」 時間がなくなって本気になって怒り出した私が低い声でつぶやくと シュタッ!と起き上がり、歩き出すノア。
声の調子で様子を見てたね?こいつめ。
歩き出したノアは、顔といわず体といわず、黄な粉餅状態。 顔なんか黄色い埃でくま取りされて、ハスキーみたいな顔になってるし。 すれ違う犬仲間に、気の毒に、という顔で見送られながら帰ってきました。
公園、きれいに掃除してくれるといいなあ。 あれじゃ串やビンのかけらが怖くて散歩にいけないなあ。
ノアにとってはおいしい匂いに満ちた魅惑の園だけど、 危なくて連れて行けやしない。 ・・・・あ、これは「拾い食いはしない」というしつけが出来てないせいなんだけどね。(汗)
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