2004年07月15日(木) |
第333話 スーパーで待ちぼうけ |
またまた「兄ちゃんVSノア」の話で恐縮なんですが。
先週の夜、買い物をぐずぐず遅らせていた私が 「しかたない、買い物行って来るか・・」 と腰を上げたところ、長男が 「ノアの散歩をかねて公園に行くからスーパーまで乗せてください。」 と言ったんですよ。 スポーツドリンクを飲みながら散歩したかったらしい。
ノアは話がわかったらしく、自分でリード咥えてきて 「ふんがっ!ふんがっ!」 とやる気満々で私のところに来ました。
首輪をつけてリードをつけて2人と1匹で車に乗り込みスーパーへ。 駐車場で全員降りて私は店内へ。 長男は外の自動販売機でペットボトルを買って近くの公園へ・・・。
長男に引っ張られて公園に向かっているときに、ノアが (おかーさんは??おかーさんは行かないの?) と言うように私を振り返りながらすごく慌ててたのね。 「ばいばい」とノアに手を振って買い物をして、そのまま家に帰ったんだけど。。。 またしても長男がなかなか帰ってこない。 またなんかあったのねーと、仕方なく車でいそうな道を見回ったら スーパーの駐車場で座り込む黒ラブと途方にくれる少年が一人。(涙)
私「携帯は必需品だね。。。」 長男「もう・・・こいつはね・・・我が家の犬じゃないんだよ。お母さんの犬なんだよ。」(怒) ノア「ハッハッハッハッハ!!」尻尾フリフリ(会えましたな、おかあさん)
長男ほとほと嫌気がさした模様。
私と別れた後、ノアは公園でトイレだけを済ませると、長男を引きずるようにしてスーパーに戻り、店の中に入ろうとしたそうな。
慌てて引っぱり戻した長男が 「お母さんはおうちだよ。おうちに帰ろうね。」 と語りかけるも、 ノアは私が車をとめた奥のスペースに何度も行って周辺を慌てて見回し
(おかあさんが!!おかあさんがいない!!) と何度もぐるぐる歩き回り、また店の中に乱入しようとし、 息子に引きずられても、また駐車場に戻り、を繰り返したそうな。 挙句の果てに駐車場の私の車を停めた場所からてこでも動かなくなったそうな。
「君の体格と力なら、ノアを連れてこれるでしょうが。」 「無理だよ。ぐったり力を抜いて横たわっちゃうんだよ?」 「上に向かってリードを引っ張ってだね・・・」 「あー無理無理。それ、お母さんしか使えない技だから。」
(ノアもノアだがお前もお前じゃ!情けない)←心の叫び
最初からお兄ちゃんと二人きりだと、そこそこ言うことを聞いて大人しく散歩するんだけど。 ああいう状況で私と別れるって言う経験は、そういえばしたことなかったなあ。 「ばいばい」なんていってた私に捨てられるとでも思ったのか?
ノアはどんな気持ちで駐車場で待ち続けたんだか。 (ここにいればお母さんに会える) と思い込んでたんだろうか。
渋谷の忠犬ハチ公じゃあるまいし・・・。
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