MUSIC春秋
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 2012年04月01日(日)
チェンバロ


黒い楽器と赤い楽器。意外と派手。
宗次ホールは床がコンクリ。壁や天井も音が良く響く設計っぽい。



中学生の時、
黒柳徹子と芥川也寸志の「音楽の広場」で知ってからずっと
チェンバロは一度弾いてみたい楽器でした。
そのまま一度も機会が無いままこの年になって
相変わらず弾く機会は無いのですが
そう言えば、生で聴いた事も一度も無かったと
このコンサートの告知を新聞で読んだ時気付きました。

「2台のチェンバロでピアソラとバロック…」
ピアソラの文字に惹かれたあたり私も
すっかりタンゴが得意分野になったものだなあと思います。
バンドネオンを始めてはや・・・何年?
やめよう、やめとこう過ぎた年月を数えるのは。

初めて聴くチェンバロ。
美しい楽器でした。
軽やかな音色でした。
2台で追いかけっこ。
楽しそう。ますます弾いてみたい。

ピアソラは
タンゴのバンド編成で聴き慣れてしまったので
迫力不足に感じたけど
スピード感があってかっこいい。
でも実はどっちかというと元々
バロックの方が好きだったりして。

あとクラッシックのコンサート会場って
やっぱり静かで上品で、なんか私浮いてる気がする。
観客もみんな、グランドピアノがある大きな邸宅に住んでいて
こたつじゃなくてテーブルでご飯を食べてるんだろうな。
おやつも3時しか食べないんだろうな。
中庭にバラのアーチがあったりして
んでお風呂のお湯はライオンの口から出るの。

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「2台のチェンバロで綴るピアソラとバロック音楽」
鈴木美香 細川和子(Cemb)
栄 宗次ホール



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