熱闘200分

このところずっと、何もかもにやる気が無くて
ライブに行くことすら義務的にしか動けなかったのです実は。
そういうわけで、久しぶりのフラカンだというのに
前情報を何も調べておりませんでした。
18時開演だから20時半には終わるなーラーメンでも食って帰ろう…
とか思いながら開場前の列に並んでいたら他の人たちが
「今日は長くなるよねー。二部構成だから。」
「大丈夫かなー新幹線22時08分なんだけど。」
「ギリだね。」
などと会話しているのが聴こえて来て初めて知ったのです。
なぬー、ワンマン且つスタンディングなのに二部構成だと？？

というわけで
心の準備も覚悟も腰痛コルセットも無いままに
休憩込みで3時間半、全34曲たっぷりと
聴かせて頂きましたいや凄かった。

普段のライブでは中盤に2〜3曲やる「熱い曲」コーナー、
今回は5曲も！がんばるなあ。
“吐きたく…”に続いて“東京ヌードポエム”の流れだけでも
凄かった。“ヌードポエム”は昔はあんまり好きじゃなかったけど
最近良さがわかるようになりまして、今回は一番しびれました。
チョーかっこいいとしか言いようがないんだけど…うーん。
「歌ありき」でありながら演奏の表現力が凄まじい。特にベース。
毎回言ってる「4人揃ってフラワーカンパニーズ」というキメ台詞を
思い出してウンウンと納得しておりました。
ＭＣ挟んで“青い春”“深夜高速”“夜明け”と
大サービスが続きまして（予め募ったリクエストにお応えして）
“夜明け”の長い長〜いソロでは
どんどん心が洗われて行くようでした。
欲を言えば“東京タワー”と“発熱の男”も聴きたかった。
（欲を言い出すようで本当に洗われたと言えるのか心）
（リクエストすらしてないし←気力が無かったので）


額に血管浮き上がるような歌い方で34曲も歌っても
最後まで良く声が出てた鈴木さん。
ポリープで半年休んでた時もあったというのに、脅威の喉です。
体力もね、メンバー全員今年42歳なのに。
第二部スタートの時ネタで全員着て来た白いシャツが
（いつもはＴシャツ・柄シャツ・つなぎ・裸にオーバーオール）
最後には汗で透け透けになりながらも
楽しそうにぴょんぴょん飛び跳ねていました。
ただしギタリスト竹安堅一は
アンコールの頃には精魂尽きかけちゃったのか
ギターを持ってくるの忘れて出て来てましたけど。

そういう私も。ファンクラブ先行チケットのおかげで
安全で良く見える場所をゲット＆キープできたのと
ＭＣがあまりダラダラ長く続くことがなかった（当社※比）ので
最後まで体力と精神力が持ちました良かった良かった。

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