MUSIC春秋
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 2011年11月21日(月)
音楽と芝居と落合

ベースの右上に注目。


「ふちがみとふなと」さんのライブで以前聴いた
「6がつのうた」という歌がこの度めでたくレコーディングされ
そのレコ発ライブを得三でやるというので行ってきました。
ゲストは俳優のモロ師岡さん。

ふちがみとふなと の二人のライブがメインで、
一部と二部の間にモロさんが
一人芝居とギターの弾き語りを披露しました。
モロさんに合わせて3人でのセッションもありました。

だいたいライブの構成というのは、
最初は元気よく盛り上げて、中盤はしっとり感動的に
最後はまたパーッと盛り上がりましょー
ってパターンが多いと思うんですが
この「ふちがみとふなと」さんの場合は
楽しくやって、しんみり。また楽しくやって、しんみり。
ガーッとやってしんみりやってガーッとやってしんみり。
と、ほぼ1曲ずつ交互にやるんですよ。
なんの計算もないようにも思えますが、
これが飽きなくてなかなかよい。
今回、しんみり度の多いのアルバムを完成させた後に
それを全てぶち壊しにするような歌を歌いたくなって作ったという
「大阪のうた」(だったかな?)って歌を聴いたら、
ライブがそんな構成になる理由もわかるような気がしました。
これが植木等も顔負けの相当ハチャメチャな曲でして
この曲聴いて笑わない人とは私お友だちになれません。
てか、笑っちゃわない人はまずいないと思う。

あと、前からライブで聴きたかった、ポーグスの
「ニューヨークの夢」のカバーを聴けて嬉しかったです。
一人二役、日本語英語混じりで、かっこよくて迫力満点で
やっぱり笑えました。(笑う歌だったっけかコレ)

モロさんの一人芝居はマイクを使わず生声でした。
さすがベテランの人気俳優。でもミュージシャンではないので
弾き語りではかなり緊張してらっしゃって演奏はぐだぐだ。
一生懸命さは痛いほど伝わってくるけど
アンコールで予定外の曲をセッションするのは
かなり無謀と思われました。が、
合わないなりに合わせようと、
笑いをこらえながらがんばる船戸さん、渕上さんと
笑いながら見守るお客さんと得三スタッフ、
音楽はバラバラでも心はひとつ。
ほかほか温かい時間を過ごさせて頂きました。


ところで上の写真にもなんとなく写ってますが
開演前から、ステージの上に
落合監督のひっくり返ってる写真パネルが置いてありまして
あれはモロさんのコーナーの小道具かな、と思っていたのですが
アドリブ的にチラッと言及された以外は結局使われないままで
終わってしまったので、あれはなんだったんだろう??
と思って、家に帰ってからネットで調べてみたところ判明しました。

前日得三では、日本シリーズの7戦目をパブリックビューしていて
試合後にみんなで胴上げするのに使ったのだとか。
ひっくり返ってるんじゃなくて、胴上げされてるところだったんですね。
試合は負けたんだけどね。
そこがファンと今池商店街の温かいところ。

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『6がつのうた』発売記念
ふちがみとふなと 特別ゲストにモロ師岡
in 今池 TOKUZO
前売り2500円(安い)

++   ++   ++   ++   ++

季節のメニューから 温かい春雨サラダの玉子包み
定番メニューから カマンベールとドライいちじく(カマイチ)
ドリンク 梅酒お湯割り(梅湯)

※今回はじめて渕上さんがアンデス25を演奏してるところ見た。
 あれは栗コーダーの影響に違いない。



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