MUSIC春秋
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 2011年05月16日(月)
NAGOYA MUSIC DAY '11【楽日:後編】

音楽祭2日目、
5月15日分の続きです。
松坂屋南館から
矢場公園に戻るとこから。

ミュージシャン達も
徒歩で移動しています。


メインステージを
公園の外から見るとこんな感じ。
なんと申しますか
なんか良いのです。


14:40アトリウムで再び休憩。
女子二人のアコギデュオ、
ひいらぎ(from札幌)演奏中。
なんか今日は
活きが良くて励まし系の
ミュージシャンが多くて
どんどん元気が出る。


14:53
ナディアパーク前北東、
誰だか知らんがいいぞ!
がんばれい。


15:00
吹き抜けの踊り場から
舞台袖が丸見えなのです。
赤い人たちが流れて行きます。
さながら血液サラサラ隊。


赤い人たちは
栄ミナミ男性合唱団。
被災地への祈りを込めて。


名古屋城から
戻った友人と再合流。
15:50
バンバンバザール!
ビール2杯目。


販売ブースのビールは高いので
コンビニで缶入りの第三種を買ってきました。
差額は募金箱へ。

バンバンバザールは栄ミナミ音楽祭に
毎回出ているそうです。
夕方の風が吹いていい感じの時間帯に
外で呑みながら揺れながら聴くのにぴったりだもんね。
空と緑と音楽と自由。
そして隣には友がいる。
こんな状況を、日本語でなんて言うか知ってるかい。
「幸せ」って言うんだぜ。


おっと、まだ終わりじゃないよ。
この後友人は武将隊の最終ステージを観るため
松坂屋オルガン広場へ移動。
私はBREAD&BUTTER観たりお手洗い行ったり
しばらくうろうろしてアトリウムに入ると
ちょうど LOHAS NOTES が始まるところ。
プログラムに時間が書いてなかったので
観れるかどうか運任せだったのだ。これはラキ!
ちょうど空いてた最前列ど真ん中に
ささーっと滑り込んでかぶりつき。

あれから2年も経っていますが、ライブを観るのは初めてです。
メンバー2人以上の場合Voまたは主旋律の方に目が行くものだけど、
どうしてもバッキングの鍵盤ハーモニカの方を見ちゃう。
足を踏ん張って、真っ赤になって、
鼻の穴広げて一生懸命吹いてる顔が、面白すぎて。
わしスゲー笑いこらえながら見てたはずだが
ステージから見てどう思われただろうか。

演奏もクオリティ高いし、キャラもいいし
ただ、なにぶんまだお若いので
あと10年20年したらきっと深みと余裕が出て
更にステキなライブが楽しめるようになると思う。
演奏、MC、ムードなど総合的に。
リンク先の動画では回りきってなかった指使いも
ちゃんと出来るようになってたみたい。
大変期待できるデュオです。もっと名古屋に来て下さい。

そう、デュオはね、当たり前だけど
バンドよりも合わせやすいんですよ。
息がピッタリ合うのが気持ちいいんですよ。
それにあれから私マジで
チャルダッシュ練習したんですよ。
というわけで再び、一緒に演奏してくれる人募集。


さて。
観たいものは全部観たし帰ろうかな〜と思っていたら
おもてなし追っかけ隊が戻ってきてくれたので
(本日3度目の合流。この人ごみでよく会えるもんだ。)
やっぱりもうちょっと観て行こっか、ということに。
矢場公園では本日のメインアクト、南佳孝さんがライブ中。
(ちなみに前日は鈴木雅之さんでした。)
スロブギ(略すな)もモンローウォークも有名だけど
“スタンダードナンバー”が好き。
この曲については後日改めて書こうかな。

ステージ側から階段席を望む。
あれっ、テーブル席に
血液サラサラ隊が。


アンコールにBREAD&BUTTERとバンバンバザールも加わって
みんなで「You've Got A Friend」を。
とてもさわやかな気持ち。
こういうのを「幸せ」っていうんだぜ。
そう、このぐらいの幸せがきっと私には相応しい。
それに、幸せなんて本当は全部
その場限りなのかもしれないよ。


なーんつってな!(
それにしてもこんなにいっぱいライブ聴けて
無料とは太っ腹。ナゴヤサイコー!


河村市長の挨拶、
テーマ曲の大合唱、
感動のフィナーレ。


ストリートでやってたミュージシャン達も
集まってきたけど人数多すぎてステージに乗りきらない。
両日で180組以上(−1人)の
ミュージシャンが演奏したんですよ。
集客は15万人だそうです。どうやって数えたのか知らんが。


気付いて頂けたとしたら嬉しいんですが今回の写真は、
とにかく人が集まってるところを意識して撮りました。
大きな会場、小さな会場、どこへ行っても
真剣に音楽を奏で、思いを歌う人たちがいて、
そこに足を止めて耳を傾ける大勢の人たちがいました。
黙って佇むその人たち、一人一人の心の中に
それぞれの喜びがあり悲しみがあるんだなって思いました。
15万人いるのなら、15万ずつの。
不安や悲しみを抱えているのは自分だけじゃないって。
ましてや被災地には。

変わりたくて疼いている自分の心に
栄養をいっぱいもらった二日間でした。
3回に渡って長々と続きましたが
最後まで読んでくださってありがとう。


帰りの地下鉄、「暗いな、節電かな?」と思ったら
サングラスかけたままだった。



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