MUSIC春秋
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 2011年04月27日(水)
ツボ栗小鳥




朝、生温かい強風に当たって
なんとなく嫌な予感はした。

昼過ぎから胃が痛くなって
喉も腫れて、微熱まで。

もともと午後半休を取っていたものの
それはライブに行くため。
歩くのも辛かったけど
力を振り絞って家に帰った。

病気じゃない、自律神経のせいだから
すぐに治る、って自分に言い聞かせながら
しばらく横になっていたら

なんとかだいたい回復したんですよー
よかったよかった。
とても楽しみにしていたライブだったので
這ってでも行くつもりでしたが、
どうにか二本足で出かけることができました。

だがしかし
第一部が終わって休憩を挟み、
ゲストのコーナーが始まった直後から再び
胃痛と動悸、胸のむかつき、熱が上がっていく感じ。
これはヤバイ、と思ったけど
フロアはぎゅうぎゅうの満席で
トイレへの通路が閉ざされていてさらに焦る。
ギリギリまでがんばろう、と決意し
治れー治れーと念を込めながら
両肘の万能ツボ「曲池」をグイグイ押していたら

なんとか回復したんですよー
よかったよかった。
曲池、頼れるねえ。合谷より効くかも。
ちょっと押し過ぎたせいか
このあとちょっと手がだるくなりましたが。
ビバ東洋医学。


さてここからライブの感想。
メインが栗コーダー+ゲストが小鳥美術館でした。

栗メンバーのいつものようなゆるいMCの中になんとなく
ピリッとしたものを感じたんですが
私の考え過ぎかなあ。
このところの世情とか、海外公演を控えているせいとか
結びつけたくなるところだけどそれは先入観とも言う。

小鳥美術館というのはとてもユニークな
女性ボーカルと男性ギタリストのアコデュオでした。
「飼育係」と「館長」としか紹介がなく
それが名前らしい。
ギタリストの「館長」は髪型がのび太くんそのもの(顔も)
スネオヘアーとのび太ヘアーで
別ユニット作ったら面白いのに。
でもギターがものすごくうまい。やっつけられました。
音がでら美しくて、リズム感がまた凄いんですよ。
ボーカルの「飼育係」ちゃんは、
独自の世界が見えてるタイプの女の子。
表現したいパワーが溢れていてひきつけられます。
二人とも大変好感持てました。

バックに回って、二人の曲を一緒に演奏した栗Qは
態度といい演奏といいなんかいつもと違って
頼れるお兄さんたちの顔。
ほぼ即興のような形で
個性の強い曲でかっこよくセッションしちゃうんだから。
もともと実力ある人たちなんで、こっちが本当の顔だと
わかってるんですけど。


というわけで、長くなってしまいましたが
ライブの時もそうでない時も
常にトイレへの通路は確保しておくべき
というお話でした。

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栗コーダーカルテット ワールドツアー2011
ゲスト:小鳥美術館
in 今池 TOKUZO

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やっぱ自律神経だったみたいね。



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