2011年04月09日(土)
ウッド!
泣かないで。
衝撃的な事件による幕切れから3年半。 自分がまだフルートの吹き方を覚えているのかどうか 確かめてみたいと思うようになったのは最近のこと。 事件と楽器のことを切り離して考えることは 時が流れた今でもまだ難しいように思えるけど そこは私自身の気持ち次第。 とにかく試してみなければわからない。
ただ結構大きな音が出るものだから 家族が留守の時でないと と思っていたら案外早くその時は訪れた。 昼過ぎに家に帰ったら誰もいない。 チャンス!急がなければ。 恐る恐る、3年半ぶりに開けるケース。 しまい込んでいた楽譜の束を引っ張り出し なんでもいいから、と適当に開いたページは テンポの速いロンド。 いくぶんスカスカだけど音は出る。 指使いも忘れてない。 そりゃあそうだよ23年もの間、毎週吹いていたんだもの。 喉を使って腹から音を出すのって爽快! 仕事帰りにこれでストレス解消してたこと思い出した。 もっともっと。楽譜はいくらでもあるし。 クーラウ、バッハ、ガリボルディ、栗コーダー・・・ おじいさんの11ヶ月吹いてみたらチョー楽しい! スピードにのって気持ちがどんどん高ぶる。 小一時間吹きまくったところへ家族が帰宅して終了。 喉はカラカラ、床に膝をついて放心状態の 私がその時声に出して言いたかったセリフは
「安西先生、・・・アンサンブルがしたいです。」
2011年4月9日(土)
ワインその後
さて壊れたコルク抜きでどうやってコルクを抜くか 何時間も考え抜いた結果 抜くのは諦めて押しこむことに。 案外簡単にできた。けど、 ちょっと溢れた。ら、 おろしたてのお洋服に赤いシミが。
着替えて気を取り直し さて栓は抜けた(ぷかぷか浮いてる)がどうしよう。 シンガー本人による親切な解説によると そのまま飲むと酸っぱすぎるので デキャンタージュして空気に触れさせ 10時間は置いておくと まろやかーに美味しくなると言う。 せっかくなので言う通りにしたいけど デキャンタなんてあるわけないし・・・と ビンを持ったまま台所をうろうろした結果 片手鍋に移してみたけどよかったんだろうか。 これ全部私の胃に入るのかと思うと恐ろしくなる。
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