MUSIC春秋
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 2011年03月30日(水)
傷とプライド


野鳥用のエサ台が設置してある庭木に花が咲いています。
花びらが無い花です。名前がわかりません。


今、満開です。種が出来るとスズメが食べていきます。



前職場と現職場の、まさかの合同飲み会。
非常に複雑な気持ちではあるものの
せっかく呼んで頂いたので参加してみた。
内心、もういいってば、って止めたくなるほど
現職場の人たちに褒めちぎられた。
せっかくなので、褒められるたびに
「もっと言ってやって(私をクビにした人達に)。」
と繰り返してみたが気は晴れなかった。

「頼りにしてるから。」
良い評価をしてくれて本当にありがたい。
それでも追い出される時は追い出されるんですよね。
よく知ってる。
どれだけ憎まれ口を叩いても
私の傷の深さを誰もわかってくれないことも。

「今でも(みんなの)体操してるの?」
「えっ、この人そっちでも体操してたんですか?」
「してましたよテレビ見ながら。」
「○田さんが体操してると、もう3時か、ってわかるんですよ。」
「相変わらずやなー。」
「なんなのあんた(部長)ら、いつも見て見ないフリしてるくせに。」
ブツブツ言いながらも感謝してる。
こんなに傍若無人なのに、
今は居ることを許されていること
かつては
許されていたことに。

もうとっくに
どうでもいいことのはず。
だけどいつまでも傷の深さにこだわっているのは
きっとプライドのため。
プライドを失くしたらこの格差社会では
やっていけないと思っているから。
そうだよ、私のプライドなんて
コンプレックスの裏返し。


「で、どっちの職場がよかった?」
部署が違って何も知らない人とはいえ
あまりにも、あまりにも無邪気すぎる質問に
もう怒る気もしない。



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