悲恋の舞

名古屋の街路樹の桜 すでに満開。

ハクモクレンと 一緒に咲いていました。

かわいい。

友人が出演するというので
初めて歌舞伎を観に行って来ました。
出演者は全員女性。
言ってることがわからなくて
話について行けず退屈する、というのが
歌舞伎に対する私のイメージだったんですが
そんなことはぜっんぜーんありませんでした。
よくわかりました。
主人公の気持ちまでわかりすぎ。
妹背山女庭訓という演目で、
横恋慕の果てに想いかなわぬまま
蘇我入鹿誅伐のための犠牲となり、
それでも好きな男の役に立てるのならと
喜びながら死んでいくお三輪さんの哀しい物語。
横恋慕の感情移入ならわしに任せろ
過去の片思いの数々が走馬灯のように…
あっ、やめて下さい!私を憐れむのは。

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