MUSIC春秋
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 2008年02月03日(日)
節分ライブ

O垣駅にて。
力が入ってます。

乗る電車を間違えて
降り立ったのは
趣のある木造の駅。
結果ラッキー。


廃線の危機にあるローカル線を救うべく
地元の青年団体が企画したという
杉鉄ちゃんのリサイタルに行ってきました。
会場までの切符があれば入場無料。太っ腹。
<新聞記事>

O垣市の方には滅多に行くことがないので
ちょっとした旅行気分(にしては近い)。
地元在住の友人が一緒なので安心していたら
気を抜きすぎて
逆方向の電車に乗ってしまい苦笑い。
1つめの駅で降りて歩くことにしたら
会場まで意外と近かったし
古くてかっこいい駅だったのでかえって楽しめた。
しかも開演前に流れた映像に
その駅で戯れる杉鉄ちゃんが映っててサプライズド。
これも毎度おなじみライブの神様の仕業と見た。
ライブの神様ありがとう。なむなむ。

リサイタルは600席がほぼ満席。
初めての客が多かったようで反応が新鮮で気持ちいい。
演奏は…
鉄平ちゃん調子悪いのかな と思った。
あんまり音のいいホールではないような。

ローカル線の「乗って残そう」運動は
数年前、岐阜市内線でも提唱されていて
電車の中でいろんなイベントもあったけど
結局かなわず、線路さえ残らなかった。
今日だって、「タダだから」と友達を誘っても
「電車で行くのがめんどい」と断られる始末。
買い物袋を有料にするほどの強引さでもなければ
車に慣れた人たちを変えるのは難しいと思うけど
誰がそこまで真剣に取り組んでくれる?
エコとかロハスとかホッキョクグマとか
温暖化防止に環境保護、
当たり前のように言われるようになったけど
ほんとのところ、みんなどこまで本気になれる?
廃線問題ってそれだけじゃないけど…。
車窓の風景、朽ちて崩れた廃屋を
何軒も見たよ。

それでも何もしないよりは遥かにいい。
間違えて降りた反対側の駅でも
会場に近い方の無人のはずの駅でも
「コンサートですか?」と案内してくれた
駅員たちの笑顔に、今回の催しに関わった
大勢の人々の思いが凝縮されているように思えた。


とか偉そうなこと言っちゃっても私の場合
これを機に養老鉄道を
利用してくれと言われても生活圏外だし
それより自分ちの最寄駅の面倒見なきゃ。
(これまた閉鎖の危機)
でも、
長良川鉄道と同じ茜色の電車はかわいかったから
春になったらカメラを持って
どっか西の方へ乗せてって貰っちゃおうかな。



乗って残そう!揖斐養老線〜
杉ちゃん&鉄平クラシックコンサート
/大垣:スイトピアセンター文化ホール



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