こまわりさん

ちょっと怖い。

昨日は
歯医者が途中でため息をつくほどの大格闘でした。
なかなか抜けない歯の根っこを
何度も力いっぱいグイグイ押すので
顎が外れそうになったのでした。
麻酔をするから全然痛くないと聞いていたのに
時々痛かったので
「い、いはい、いはい。」と訴えては
麻酔を追加してもらいました。4回ぐらい。
あと、歯を切断するキーンという音で
気が遠くなりかけたのが1回。
うーって声が勝手に出たり、
顎がカクカク痙攣したり、
時々手足の力がフッと抜けるたびに
すごく力が入ってたことに気づいたり
終わったあと、機械の台んとこが
血で汚れてたりしてさ。
面白かった厳しかったわー。
本当に一時間近くかかりました。
骨は削らなかったみたい。

今朝起きた時が一番痛かったし
まだ出血してたんだけど
今はもう大丈夫。
あの、奥の方からくる痛みは
小指を車のドアに挟んで
爪が真っ二つに割れたあとの痛みに似てたわね。
鏡で口の中を見ると
あったはずの奥の歯茎がなくなってる。
顔はまだ
半分こまわり君みたいに腫れています。
こまわり君がわからない子もいるのか、うーん、
饅頭一個隠してます、
って感じでしょうか。
それなのに、病院に消毒しに行ったら
昨日とは違う歯医者が
「あんまり腫れてませんね。」って、
それは他の人はもっと腫れるという意味か
それとも元々こういう顔だと思われたのか。

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