2006年12月07日(木)
栗スマス
 | 次々に登場した 数々の楽器。 |
クリスマスも クリスマスソングも あんまり好きじゃないけど 栗コーダーが好きなので 栗スマスコンサートに行ってきました。
開場前に得三に着き、行列に並んでいると メンバーの関島さんと近藤さんが会場から出てきて 列の横をにこにこぺこぺこしながら通って行きました。 その後自販機でなんらかの飲料を買っていました。 近藤さんは美しい男性なので 外見が美しい人は性格が悪いのではないかと つい警戒してしまうのですが あのぺこぺこの回数から察するに 本当にいい人に間違いありません。
得三というお店は、客の入り具合によって 普通の居酒屋のように飲食できる場合と 普通のライブハウスのように ドリンクチケット制になる場合があります。 チケット制の時はドリンクが紙コップで スナックはポテトとえびせんのみです。 テーブルも出ません。
前回まで栗コーダーのライブの時は かろうじてテーブルが出るぐらいの客数だったので おいしいお酒や料理も楽しめたのですが 最近急激に知名度が上がったためか 今回はついにそのボーダーを越え ドリンクチケット制になってしまいました。 しかし何故かお料理は普通に出るということで フロアにびっしり並んだ椅子席に どうやって料理を運ぶのかと思っていたら 端の客からバケツリレー式に 皿が回されて行くのでした。チキンライスとか。 連帯感があってよいかもしれません。 狭い所で膝の上でごはんを食べるというのも 防災訓練の効果があってよいかもしれません。 私はカウンター席にしましたが。 とにかくスタッフのガッツに乾杯です。(紙コップで)
1曲目が始まるやいなや、いきなり 川口さんの楽譜が飛び去るというハプニングに まったく動じず完璧に演奏するあたり さすがプロでした。 そしてそのあとの「どきどきしましたね〜。」という 栗原さんのMCのゆるさは さすが栗コーダーでした。 ハプニングがなくてもどの曲も MCはぐだぐだ、曲はきっちり。そこが魅力です。 ロックな(JAZZかも)ソロもあったりして 熱い演奏も聴けました。 演奏も熱かったけど 楽譜が飛ぶのを防止するため空調が止まって ステージはそうとう暑かったようです。
これでもかというほど いろんな楽器が次々に登場したのですが ひとつ挙げますと ゲストとして参加していた 駒沢さんのペダルスチールギター、 ハワイアンな音なのにクリスマスソングを 演奏するとしっくりくるのは不思議です。 起源にこだわらず、どんな楽器でも どんな曲を演奏してもいいんですね。 私も是非バンドネオンでハードロックを。
最後の曲は希望者が演奏に参加できる演出で 鈴がいくつか客席に配られました。 「どんなに辛くても途中でやめられない」 と脅されていましたが 客席とステージがますます一体化して 楽しく温かい音楽になりました。
終演後に物販CDやTシャツのサイン会があるのは 最近のライブでは珍しくなくなりましたが 得三での栗Qのライブでは、 特にサイン会は設定されていません。 CDを買ったら、自分で用意したペンを持って 後片付け中や談笑中のメンバーを自分でつかまえて サインを頼みます。 さぞかし迷惑かと思いきや、 快く応じたのち 「はい、他のメンバーもどうにかしてつかまえて下さい。」 と言ってもらえるということは それほど恐縮しなくてもいいようです。 でもやっぱり鬱陶しいのではないでしょうか。 といいつつ私もマッキー極細を持参。
今回は会場の様子を中心に 長めにレポートしてみましたが 根気よく読んでくれてありがとう。 よくわからない方はぜひライブ会場へお出かけ下さい。
栗コーダーカルテット (ゲスト 駒沢裕城) 「栗コーダーのクリスマスII」発売記念ツアー in 名古屋 TOKUZO
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