MUSIC春秋
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 2005年10月07日(金)




昨夜
男性に対して理想も好みも無い、
と書いたことを後悔している。
つい先日の日記に
「若い男子より年上のおっさんが好み」
と書いたばかりだったことを
思い出したから。

嘘つきなのがばれてしまった。
いや、嘘をついているつもりはないんだけど
文章を面白くしようとして
つい大げさに書いてしまう傾向があるのだった。
子供の頃から作文や日記を書く時はそうだった。
それなのに自分のことバカ正直とか書いてるし
それもまた嘘だった。

決して自分のことを善良で正しい人間だなんて
思っているわけではない。
それでも
本当の自分の醜い部分に不意に気付かされるのは酷だ。

疲れた身体で乗ったエスカレーターの
壁面の鏡に写った自分が突然目に入った時のように。

メガネを外した自分の顔を鏡を見て
この方がいいな、と思って
コンタクトレンズを買ってきて装着して見て初めて
その違いの理由は顔を覆うフレームのせいではなく
視力にあったことに気付いた時のように。

それはちょっと違った。



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