2005年02月27日(日)
ドアを開けて
♪Don't Know Much/Aaron Neville&Linda Ronstadt
| 館内に入るドア。 |
| エスカレーターで出勤なんて これが最後かも。 |
| 色んなミュージシャンに 会えたスタジオ。 |
| おはようございます。 |
| 1年11ヶ月居た持ち場。 その間に 講座に入会した人は 812人。 |
| 道案内をした人は 約8000人。 |
| イベントやライブがあったのは この場所。 |
| 持ち場の前は 吹き抜け。 |
| お客様用の階段は 美濃焼。 |
| スタッフ用の階段は いつも天つゆの匂い。 |
| お昼を食べる バックヤード。 |
| 備品充実、 しかし水道がない。 |
| 歯を磨きに行く時 通る道。 トイレに盗撮犯が現れた時 追いかけたのもこの道。 |
| 持ちきれないほどの プレゼントの山。 皆さん本当にありがとう。 |
| 閉店後。 |
| 今年の正月に、走って 死にそうになった長い通路。 |
| キレイな施設で働くのは 憧れでした。 |
| バイバイ。 |
| このドアを |
| 開けると |
| まだ新しい通路。 そして |
| これが最後のドア。 |
| 自転車置き場の向こうは 夜の街。 |
2年前、 職がなかなか決まらない時、 隣家の火事にショックを受けて 毎日家にいることに耐えられず、 時間つぶしに来ていたのが ここでした。 小さいブースに区切られていて アートの展示があったり いろんなイベントがあったり 学校の文化祭みたいで楽しそうだなって 思っていたので 職安で求人票を見つけた時には 希望通りの条件ではなかったし 1ヶ月の短期バイトだったけど 飛びつきました。 秒単位で出荷の仕事をしていた前の会社で 生産性のない職務に正社員はいらないと 社会人失格の評価を受けた私を 利益にとらわれなくていい展覧会の仕事は ゆったりと癒してくれました。 1ヶ月だけのはずが 展覧会終了後は 窓口と講座受付の仕事をもらって あと5ヶ月、あと1年半、と 契約を更新させてもらえて、今日まで。 とてもたくさんの人に出会いました。 恵まれていました。 ありがとうありがとう。 この次もきっと うまくやります。
「Don't Know Much」は 有線でよくかかっていた曲の中で特に 1年11ヶ月前の 展覧会常駐の頃のことを思い出す曲です。 なぜかこの曲だけがやけに 耳についていたことを思い出しながら あの頃毎日眺めていた大きな絵を思い出しながら 今日も口ずさんでいた曲です。
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