2005年01月21日(金)
私は諦めない
♪Never Srrender/Corey Hart
 | フリージア大好き。 いい香り。 |
朝一番、いきなり新聞に梅ちゃんの写真を発見。 それはWAHAHAの名古屋公演の広告。 ファンクラブからの告知がなかったので衝撃を受ける。 よく読むと、愛知万博関係のイベントらしく 名古屋だけの特別公演らしい。 それならファンクラブの先行予約がないのも仕方がない。 そこに書かれている 当日夜7時からの新聞先行電話予約に 全力を尽くすしかない。 血が騒いだ。
もう何年も、こんなふうに チケット争奪戦に挑むことはなかった。 座席指定のホールよりも ライブハウスが主流になったので その必要がなくなったのだ。 どうしても前の方で観たいようなライブなら プロモーターの会員やファンクラブ会員の 権利を活用して楽々手に入れられる。 どうしても前で観たいライブというものが 昔より減っていることが理由としては 最大かもしれないけれど。
まだ名古屋に「チケットぴあ」が無かった頃 どんなふうに最前列を勝ち取っていたかという話は また今度語るとして 今回はその経験が生きる久しぶりの参戦である。 (なんか今日は文体が違うぞ) 緊張で血圧が上がった と思ったら立ちくらみがした。 (上がってないじゃん。) 急なことだったので いつも一緒に行く友人に連絡がとれない。 そのことがますます緊張を増長させる。 とうとう、電話受付開始時間まで 購入枚数が決まらなかった。
手に汗握る、開始1分前。 117に電話する。 10秒前になったら切り、 一呼吸置いて予約電話にかける。 ちょっと早かった。 もう一度かけた。 つながった。 最近は機械による自動受付なので つながるのは早いらしい。 案内にしたがってプッシュで入力していく。 とりあえず、友人の分も合わせて4枚買うことにした。 録音の冷たい声が言った。 「ご希望の席種は予定枚数を終了しております。」
が〜ん。 頭の中が真っ白になった。 次の瞬間には思考でいっぱいになった。 これからとるべき最善の手段は何か。 ここで過去の経験がものを言う。 チケット争奪戦の経験はもちろんだが 今までの仕事でいろんなトラブルに 立ち向かってきた経験も私にはある。 (誰にでもあると思うが。)
残りの業務と終礼を終えて (実はさっきまではまだ就業時間内だったりして。) 考えた。 考えた。 考えた。 A席でもいいから4枚押さえておこう。 もう一度電話する。
階下の公衆電話へ急ぐ。 ボールペンを忘れてきた。 持ち場に戻る。 階下の公衆電話へ急ぐ。 財布を忘れてきた。 持ち場に戻る。 階下の公衆電話へ急ぐ。 めまいで倒れそう。
テレフォンカードが無い。 10円玉をあるだけ積み上げて (懐かしい作業だ。) もう一度電話した。 同じ音声案内が流れた。 「S席をご希望の方は1と♯を・・・」 その時ライブの神様が私に囁いた。 【S席1枚】と。 私はその声に従いプッシュボタンを押した。 「お席のご用意ができました。」 なぬ?!
とれちゃったよ。S席。 でも自分の分だけ。どうしよう。 その直後友人からメールが届く。 「ごめん、行けない。」
心おきなくコンビニへチケットを取りに行く。 席の期待はしていなかった。 が、出てきたチケットは 私にとって、そのホールで最高の席。 (これも過去の経験から。ちなみに最前列ではない。)
予約開始時間ちょうどに 残り3枚以下だった可能性は極めて低い。 そんなにわずかな枚数を販売するために わざわざ金を使って新聞広告を打つとは思えない。 恐らくシステムの設定ミスがあったのだろう。 そして私が右往左往している間に修正されたとしか 考えられない。 (あくまでも推測ですが) その結果私は最高の席を手に入れた。 それは果たして本当に過去の経験の賜物なのか、 危うくA席を4枚も買ってしまう所だったし 肝心な時に冷静な判断力を失っていたではないか 単に運がよかっただけじゃないのかと 人からは言われそうだ。
でも私は、 今回の勝因は 私が諦めなかったことにあると思う。 Never surrender. Keep your faith in your soul. 負けない事投げ出さない事逃げ出さない事 信じぬく事、それが一番大事。 必ず最後に愛は勝つ。 ・・・ 愛?・・・
あれ?私って 梅ちゃんを嫌いになったんじゃなかったっけ。
※昨日と今日の日記は実際の日付より数日前の出来事です。
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