2005年01月03日(月)
死ぬかと思った
♪Knockin' On Heaven's Door/Bob Dylan
出勤途中、住宅地にある橋の手前で 目の前をへろへろ~っと 1羽の白い鳥が横切ったことから 事件(?)は始まった。
その白い鳥は 毎年12月には越冬に来るはずと この冬何度かこの川に カメラを持って足を運んだのに 全然会えなかったユリカモメ。 一昨日来た時もいなかったのに ここんとこの冷え込みで やっと飛来したらしい。
「来た!」とわくわくしながら 橋の上に差し掛かると 川下の方向からものすごい大群。 上空をぐるぐる回ったり 川面の近くを急旋回して 水にザバッと頭を突っ込んだり プカプカ泳いでるのもいるし 突然現れた迫力ある光景に呆然。 思わず自転車を止め、 携帯のカメラを取り出して 写真を撮ろうとしたけれど 手袋をしていたのでうまく操作できず 慌てているうちに時間が経ってしまい、 諦めて職場へ向かう。
今まで一度も遅刻をしたことがないのに よりによって年始から 遅れるわけにはいかない。 スポーツ車なのでスピードは出る。 まだ正月なので道もすいてる。 全力で猛ダッシュ。 自転車置き場に到着した頃は 決して間に合わない時間ではなかったけれど 何しろ今日は仕事始め、局長の挨拶もあるし 階段は2段飛ばし、長い通路も走った。
間に合った。 そのまま、立ったままの朝礼。 息が苦しい。当たり前。 それにしても苦しすぎ。 必死で深呼吸しようとしたけど なぜか出来ない。 気持ち悪い。 だんだん目の前が銀色に変わっていき ほとんど見えなくなった。 耳もどんどん聴こえなくなってゆく。 なんとなく、 新人が紹介されているのはわかるけど 名前も聞き取れないし顔も見えない。 心臓は2バス叩いてるし変な汗は出るし 耳の奥も痛い。 これ以上立っていられない。 もう、死ぬ。
と思ったけど死にませんでした。 その後少しの間休んでいたら治りました。 でも一日中、身体が変でした。 自律神経が乱れた感じ。 あ~怖かった。 今後は気をつけようと心に誓う。 死ぬぐらいなら遅刻しよう。
で、撮れてた写真は これとか
これとか。
休日にゆっくり撮ればいいものを。
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