2004年08月31日(火)
無理
♪Absolute Reality/The Alarm
半年ぶりに美容院へ行った。 切っちゃうとなると、もったいなくなる。 久しぶりのロング。 結構似合ってるし。
美容師「エレガントだよ、今。」 自 分「じゃあちょっと残してみよう。」
美容師と話し合って決めたけど 出来上がってみたら やっぱり肩の前に来る髪がうっとおしい。
自「やっぱり切っちゃって。」 美「なんでえ。」
どうせ邪魔になって結ぶことになるんだもん。 顔に髪がかかるせいで吹き出物も増えた。
美「結局なぜかボブになって帰る、と。」 自「所詮私にはロングは無理なのよ。」
思えばいつもそうだった。 ロングにしたくて伸ばしてみても 常にうっとおしくて束ねてしまう。 そしてロングを満喫しないまま切ることになる。 同じことの繰り返し。 だからもう伸ばさないって決めたんだったよ。 忘れてたの。 いや、今度こそ大丈夫かと思ったんだ。
ついでにカラーもやってもらった。 いつもは自分でやるんだけど適当だから たまにはきちんとやってもらおうと思ったの。 美容院の鏡で見たら、まあまあいい色に見えたの。 でも美容師助手が「すみませんすみません。」 って必死に謝ってるのはなぜかしら。と思ったら 家に帰って鏡で見たら全然染まってなかった。
思えばいつもそうだった。 染まりにくい髪質だから 美容室でお金をかけても失敗するんだった。 だから自分で安く染めることにしていたのに 忘れてたの。 いや、今度こそ大丈夫だと思ったんだ。
決め付けちゃいけないと思ったんだよ。 あの時だって。 今でもそう思いたいから 自分に言い聞かせている。 でも でも また同じことを繰り返すような気がしてる。 また人を傷つけてしまう。 心優しい人たちを、何人も。 わかっていたのにどうして。
決め付ける、ってことと 己を知る、ってこと どう違う? 諦めないことと 無理をすること どう違う?
こうやってまた 扉が固く閉じて行ってしまう。
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