鬼、照れる。【続編】

♪渡る世間は鬼ばかり／羽田健太郎

	昨日、鬼は三匹と書きましたが 残る一匹がこれです。 昨日の交差点のやつとは 顔が微妙に違いますね。
	持ち場が大改修工事中でも 例年通り立ちはだかっています。 任務は節分までのあと1週間。 ご苦労さま。
	「いや〜そんな、恐縮っす。」 アンタじゃないって！

それにしても、
お寺にいる鬼だけなぜこんなポーズなのかと
考えてみたら、
ここは節分のお祭りが行われるお寺。
人間に豆をぶつけられて
降参して逃げている所なんですね。
人間の厄をなすりつけられて。
本当は一番ねぎらうべきなのは
この気の毒な鬼でした。

「いや〜そんな、ほんと照れますわ。」

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