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■ 2001年09月06日(木)
花火
何故か、この時期に花火やろうという企画が上がった。 別に花火が余ってるわけじゃない。 どうしてなんだろう? とりあえず、10時すぎに迎えの車が来たので乗った。 コンビニに花火を買いに行ったが、売っている訳は無い。 仕方なく、酒を買って近くの川原へ。 入口に、看板があった。
『ここは夜は閉鎖します。進入禁止。危険行為禁止。』
かまうもんかと入った。 ロケット花火をした。 橋の下だったので、響く響く。 凄い大きな音がした。 私達はビビった。 パヌさんの、骨折したときに巻く三角巾が焼けた。2回も。 でもパヌさんの骨折は狂言なので全然平気だった。
部長と鎖さんが酒の買出しに行った。 歩いて5分のコンビニなのに、30分以上帰ってこなかった。 きっとイチャイチャイチャイチャしてるんだろうなとおもって、ほおっておいた。
だんだん、雨がひどくなって来た。 座っていた所(橋の下)まで雨が降ってくるので、少しづつ、私たちの場所は狭くなった。闇さんが変なところに走っていき、体操座りをして 『ここ、雨ふんなーイ♪』と嬉しそうだった。 川を見ると、ゴゥゴゥと音を立てて流れていた。 私達はビビリなので、川に流されちゃ困ると、場所を移動した。 私達は3人居るのに、傘が2本しかなかったので、パヌさんとアイアイガサをした。 ドキドキした。 駐車場でボケッとしていると、部長と鎖さんが帰って来た。 『枝豆、チンして貰った♪』 と、そればっかり話している。凄く嬉しかったようだ。
私達は場所を移動した。 横川の西区民○化センター。 そこからは、お約束どおり、キック&パンチ対決。 パヌさんは骨折で固めている左手をフルに使っていた。 のに、部長(女)に、あっさりとやられていた。 とっても、痛そうだった。 パヌさんのあの乱れップリを見るのは、久しぶりだった。 いい物を見させてもらった。
さて帰ろうか(パヌさん壊れてきたし)という事になり、車へ向かう。 途中に自転車があった。 酒で自分がとっても大きな人間に思えているパヌさんは、その自転車を蹴飛ばして、 『邪魔なんじゃーっ!』と叫んだ。 私は『オイオイ』と突っ込んだ。 すると今度はカラーコーンがあった。 やっぱりそれも蹴飛ばした。 又『オイオイ』と突っ込んであげた。 すると、私のほうをジロリと睨む。 私は今までで、一番か二番かと言う位の恐怖を覚えた。 怖かった。
パヌさんを車に乗せる。 『早、乗れや』とばかりに車の後部座席のドアを開けてあげた。 すると今度は子犬のような顔をして、ぷるぷると顔を横に振った。 『ん!』 パヌさんは私を先に助手席に座らせたいらしく、ドアを開けて、傘をもってくれた。 私は背筋がゾッとして、そそくさとシートに座った。
車が発進する。 パヌさんが 『ぎも゛ぢわ゛る゛い゛〜…』 といい始めた。 車の持ち主、鎖さんはビビっていた。 私が『車、止めてあげましょう』というと、鎖さんはかまわず、右折左折を繰り返し車を走らせた。 そしてパヌさんの家の前で、パヌさんを車から引きずり出し、放置して帰った。
鎖さんは帰り道、 『いやぁ、今日は楽しかった』 と、とても嬉しそうでした。まる。
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