「にこにこばかりもしてられない。」
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2006年09月04日(月) 運動会

運動会と、出産予定日が近い。

今年の運動会はモックン6年生なので競技以外に、
「放送委員で頑張るモックン」も楽しめるはずなので
ほんというと朝からずうっと眺めていたい運動会なのではあるが、

うーん。無理か。
と、思っている。

出産がまだなら、
おとなしく座って眺めているだけならなんとかなりそうなものだけれど、
行きたくない理由が、自分の体力以外に、実は、ある。


去年の春、流産してしまって、
立ってるのがやっとなボロボロのとき、
何気ない、悪気のないであろう言葉にざっくり傷ついた。

「無理したからだ。」
「歳だから妊娠は無理だった。」
「動きすぎたに違いない。」
「もういいってことだ。」
「いまさら子ども産んでもたいへんだしよかったじゃないか。」

傷つけようとして言ってるわけではないのだろうが、
顔を上げて前を見て立ち直ろうとしてるこころに突き刺さる言葉だった。

毎日うちで泣いていた。
一人になると泣いていた。


改めて、授かって、順調に大きくなっていくお腹の子を、
とても大切にしていて、毎日しあわせな気持ちでいて、
もうじき会えることを、私はこんなに楽しみに心待ちにしているけれど、
40歳で流産のあとに4人目の子を産むことを、
愛情のある優しい気持ちで支えてくれる人ばかりではないことに気がついている。


胸を張って堂々としていれば、なにもおそれることはないとも知ってるけれど
なにかに守られていなければ怖いのだ。

運動会で、我が子の活躍を楽しみたい、という素直な気持ちは、
出産直前にたとえかすり傷程度でも傷つけられたくない気持ちに立ち塞がれている。


どうしよう。運動会。






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