「にこにこばかりもしてられない。」
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2003年08月31日(日)

おとうさんが田んぼに凝っている。

本業は農業ではなく建築屋だ。
なのに田んぼを買ってしまった。
買った田んぼをしばらくは農家の人に面倒見てもらっていたのが、
去年あたりから、自分でやり始めた。

おとうさんは、一家の一年の米が自家米である、というのが、
とてもとても気に入ってるのである。

ばてて倒れてしまったときいて、電話をかけてみたら、
今日、もみすりをして、何十袋か玄米をかつがなくてはならないので
人手が欲しいと言うではないか。


行かねばなるまい。
な!ヒゲ君!

浮かない顔の夫とともにお手伝い。
ハタラケ!実のムスコ!!

おとうさん、おかあさんと、
長男のヨメと次男夫婦と、三男夫婦でお手伝い。


今年は不作だと伝えられていて、取れる米の量が少なかったり、
粒が小さかったり、虫にやられていたり、散々な人が多いらしい。

お父さんのお米ももみすりをして玄米になるまで米の出来はよくわからない。


機械が動き始めて、玄米がざーっと、吐き出されてきた。

農家のベテランさんが何人も寄ってきては、白い皿に玄米をすくう。
「おお〜、いい米や。」

どういいの?どういいの?
おじいさんに聞いてみる。
「つやがあるやろ。粒もそろっとる。虫食いもない。青米が多いのは精米したら変わらんからエエ。
これは、エエ米や。よかったのぅ〜ほんまにエエ米やー。」

お世辞ではないのだ。
エエ米やー。と、農家のおじいちゃんおばあちゃんたちみんながとても嬉しそうに笑うのである。
いい顔をして笑うのである。
良い米が収穫できた喜びをともに笑うのである。
もの作りのプロの笑い方だ。
いい顔だー。


エエ米は、
3反から52袋とれた。
不作の今年は44袋とれたら平均というから、平均以上の出来だ。
祝福されるように米袋は笑顔でかつがれ笑顔でトラックに詰まれ運ばれた。



すったばかりの玄米を少しもらって帰った。
早速精米して炊いてみた。

すばらしくおいしかった。







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