「にこにこばかりもしてられない。」
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夜、お散歩に出かけたくなった。 1キロ先のスーパーまで、行って帰ってこよう。
「アイス買ってきて〜!」 はいはいー。 夜道、暗くて怖かったら、ヒゲ君に電話しようかな。 「えー。ボク、テレビ見てるのにー。」 あ、そ。
でも、電話で夫とだらだら喋るのなんて、 やってみたことない。 やってみたことないことは、やってみたい。
スーパーに着いて、電話してみた。 「なーなー、アイス、何食べるー?」 「なにがあんの〜?」 「あっ!これおいしいかも!リッチミルクやて!」 「ボクそれー。」 「ほーい。」 「ポテチも買ってー!」 「ポテチ。わーいろいろあるでー。」 「何がある??」 「ああっ!無許可の添加物使ってましたスミマセンの広告の載ってた、 シーザーサラダ味が118円に緊急値下げや!」 「そ、そんなん買うなーーーぁ!」 「なんでー!これを逃したら、もう食べられへんかもしれへんで!」 「食べたくないー!塩味のでいいー!」 「塩味のどれがいいのよ。」 「プリングルス。」 「ああっ!プリングルスなら、スパイシーカリーつうのがあるで!」 「塩味ー!!」 「アンタ、何でそう、弱腰やのん!!」
ヒゲ君を遠隔でからかいながら買い物をして、 暗い(ハンパじゃない暗さ)夜道をぽくぽく帰る。
暗いなー。結構怖いなー。 電話が鳴った。 「なぁなぁ!プリングルス買った?」 「買ったよ。」 「今な!テレビにな、プリングルスっていう選手が映ってん!」 「へー。」 「ヒゲはえてんねん!」 「へー。」 「ポテチのオジサンと顔似てるんちゃうかと思ったらさー、気になってさー!」 「わははははは!」
ひとりで歩く、夜道の散歩。 軽く体を動かした気持ちよさともあいまって、 なんとはなしに、楽しかった。
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