「にこにこばかりもしてられない。」
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ヒゲ君が、回転寿司をご所望。
どうも回転寿司は慣れない。
おすしはお客さんがきたときにとるものだった。 おすし屋さんが出前を持ってくる。 大きな塗りの桶に大人の盛り合わせ。 小さな桶がひとつ別にある。
おじいちゃんとお客さんの分を客間に運ぶ。 お茶をお出しして、奥に引っ込んで、 おばあちゃんと二人で台所のテーブルで、食べるお寿司。 小さな桶はわたし用。 中はワサビの入ってないカッパ巻きとおしんこ巻き。 おばあちゃんの桶からエビだけもらう。 私にとってのお寿司は、ずっとカッパ巻きだった。
回転寿司は、忙しい。 なんだかずっとくるくる回るのを見てないといけない気がして、どきどきする。 お皿の色だってどれが高いんでどれが安いんだかよくわからない。びくびくする。
くるくるくるくる。 あ。 カッパ巻き・・・・・・・。
ぱく。ぽりぽりもぐもぐ。 おいし。
「遠慮せんと、食べや。」 うん。 遠慮してるわけじゃないんだよ。 慣れないから、安心したいだけなんだよ。
・・・・・・遠慮したわけじゃないんだけど、私に勘定渡すの、ずるいんじゃないか?
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