「にこにこばかりもしてられない。」
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夕方ご近所マダムから電話がかかってきた。 この人から電話かかってくるなんて、珍しい。
「ゴメン!ホントに、突然ゴメン!」
な、なによ。
「あのさぁ、道向こうにさぁ、アイスクリーム屋ができるの知ってる?」
あ。アレ、やっぱアイスクリーム屋さんかぁ。 どうもあのボケたピンク色の外装がそうだと思ってたよー。
「あれさ、うちの会社の系列でサ、ほら、かどの、ホラなんていったっけ、あの人!」
だだだれよ?
「ホラ!けんちゃんママ!」
ああ。おーさん?
「そうっ!あのひとが、きゃおちゃんしかいないって!言うの!」
・・・・・・・・話が走り幅跳びして見えない。 なんのことだ。
「22日オープンなの!助けて!」
私の脳裏に、銀色のアイススクープを片手に、 ボケたピンク色のメイド服ユニフォームを着て、 アイスをすくってる自分の姿が浮かんだ。
かはぁッ!(←軽く吐血)
「も、私のイメージではきゃおちゃんぴったりなの!」
アホな!
「学生相手だし、誰でもいいってわけにいかないのよっ!」
だからって、あのカッコが、私に似合うとどーして思うんだオメーはー!
「ダメ?22日から!」
あのさ。 声かけてもらったのは、すごーくうれしんだけど、 うち、子供付きだよ。 子連れでできる仕事じゃないでしょ?
「あれ?子供って、いたっけ?保育園じゃないの?」
来年の4月だよー。それまでいるよー。 残念だけど、ダメだなぁ。
「がくぅ。そーなんだぁ・・…私の中ではもうきゃおちゃんで決まってたのにぃ・…。」
き、決めんなってー! わたしゃあ、ああいう、ピンクのプリプリ・キャピキャピ系の仕事は、 じんましんが出るのでずぇーったいにできーん!
「えー、なんでよう!あきらめないからねー!4月にもっぺん電話するー!」
いやじゃ。 人を見た目で判断してはいけません。
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