コン…コン…コン… あなたの心にノックをしました。 鍵がかかっていました。
コン…コン…コン… また、あなたの心にノックをしました。 今度は、鍵は外れていたけれど、 扉が閉まったままでした。
コン…コン…コン… またまた、あなたの心にノックをしました。 扉は閉められたままだけれど、 あなたの息づかいが聞こえました。
コン…コン…コン… 懲りずにまた、あなたの心にノックをしました。 「自分で扉を開けて入っておいで…」 あなたは、私にそう言ってくれました。
コン…コン…コン… ノックを3度して、 重い扉を開いてみました。 ふわりと優しく抱きしめてくれました。
|