三國志

サイトは声優さんのファンサイト&ママゲーマーのページなので
せっかく面白い本読んでも、書く場所がないのよね。
だからここに書かせてね。

北方三国志を読みたいとずーっと思っていて、
でもハードカバーは高くて買えないし。
諦めていたところ、古本屋でゲット!ああ嬉しい(^-^)

と、いうわけで、読んでます。面白いです。

三國志は、日本人として当然のごとく
吉川三國志&横山三國志(もちろん漫画)を読破、したと思ったけど。
漫画の方は読み終わってなかったかなぁ?どうだったろうか。
どちらも当然のごとく劉備玄徳が主人公でしたね。

漫画は入りやすくて良いと思うの。
高校で源氏物語を勉強しても興味持てないけど
「あさきゆめみし」なら夢中になって読む、ってことあるじゃない。
だから、それがきっかけになるのはいいことだと思うのよ。
ただ、視覚的に入っちゃうと、イメージ固定しちゃうのよね。
それだけはちょっとね。

張飛が孫悟空みたいに頭にわっかつけてるって
ずーっと思ってたのは私の勘違いだったし(苦笑)
しかも顔に傷もないし、ひげの形も違うし。
だるまひげだって知ってかなりショックだったもん。

しかし北方三國志、面白いですわ。

今まで知っていた三國志は蜀がメインで
敵対する形で魏があって、もうひとつ呉があって、という感じ。
蜀が主人公のような形で物語が進むでしょう。
曹操なんかどちらかというと悪役じゃなかった?
でも北方三國志は主人公を一人に決めてないの。

そのエピソードごとにスポット当てる人物が変わるのよ。
そうしたらね、登場人物がみんな生き生きして、すごく魅力的なの。
吃驚するほどみんな魅力的なのよ。
三國志にちょっと興味のある人にはお勧めしたいわ。
私みたいに「読んだことがある」程度は知っている人に。

三國志を初めて読む人だと判り難いかもしれない。
一人一人にスポットを当てて話を進めるってことは
主人公がくるくる変わってしまうようなものだから
全体の流れはつかみ難いかもしれないね。
でも面白いわ。
興味のある人は是非読んでみてくださいな。

そうそう、ハードカバーは高くて、と思っているあなた!
そんなあなたに朗報!
来月文庫で出るようですよ。さぁ、君も書店へダッシュだ!
2001年05月29日(火)

花のもとにて / しっぽ

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