a fish called datsu -だつという名の魚-
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2001年08月28日(火) テレビは怖い。

 某ヤフーBBSで、怖いテレビ番組やCMについての書き込みを見ていると、怖さでつい涙が出てきました。皆、AC(公共広告機構) のCMを挙げるけど、あそこのCMは格別に怖い。特に夜中に見るのはきつい。最近民放の深夜放送を見なくなったのは、アンディ・フグの白血病のCMとか、女子高生が携帯メールで覚醒剤にはまっていく様子を追ったCMとかを見るのが怖くなったからのような気がしてきた。しかし、最近ではNHKでも「捨てる世紀でいいのですか」とか、ACのCMをやるので、侮れない。そして、夜中というと、スポンサーが付かないから番組の宣伝ばかりするけど、それもまた怖い。NHK(ラジオのニッポン放送も)でも夜中付けっぱなしにしてると、君が代が流れる。思想がどうこうというのとは全く関係なく、ACと同じ様な感じでやはり怖い。
 それから、そこで怖いと評判だったのが、千葉日報ニュースという地方番組だった。この番組がどう怖いかはこちらのサイトに詳しいが、いきなりこのテーマ曲を聴いたらビクッとするよ。今ではもう番組がモデルチェンジしたみたいだが、そこのページの記事(特にリニューアル前)を読むだけで、どんな感じの怖さかが分かってしまう。
 あと、何だか怖すぎるので書きませんが、岡田有希子ネタも多かった。記事とは関係ないけど、以前カラオケ行ったときにシャレで「くちびるネットワーク」を歌おうとしたら、照明がスパークして怖くなったことがある。呪いか。そういえば、「禁じられたマリコ」の最終回って、岡田有希子が死んでから放送されて、「ご冥福をお祈りします」ってテロップが出てたんだよねえ。あれは怖かった。興味本位で見てごめんなさい、とまで思ったよ。って、書いてるやん。
 この日記を書いてるときにも、「SMAP x SMAP」が稲垣吾郎の事件(クスリで逮捕されたものだと思った。道交法違反等だったけど)で過去の放送と差し替えされたけど、黒地に白で「都合により、放送の内容を変更します」って書いてあって、無性に怖かった。やはりテレビは怖い。

後日談(2001/09/02付) 
 その後、そこのBBSで昭和天皇崩御時の報道についての書き込みを読んだ。曰わく、NHKではその第一報が黒地に赤だったという。それを読んで、昭和天皇崩御時の報道が人の死の実況だったのを思い出してゾッとしたね。考えても見てくれ。テレビのニュース速報で血圧や下血の状況が出ると言うだけでも、すでにただごとではない。さすがに3日やるはずだったという追悼報道の日程が1日縮まったとはいえ、CMやいつもの番組が自粛される事といい、イベントが次から次に中止される所といい、空恐ろしかった(ACのCMばかりやるところが恐ろしさを増幅した)。すべての人に死は平等に訪れるというけど、人の死に方は平等ではないとも思ったよ。


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