おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2006年02月26日(日) 『博士の愛した数式』@渋谷東急

『博士の愛した数式』2005日本
監督:小泉堯史
原作:小川洋子
出演:寺尾聰/深津絵里/齋藤隆成/吉岡秀隆/浅丘ルリ子/etc.

原作は小川洋子さん、監督は「阿弥陀堂だより」の小泉堯史さん!スゲー!
2年前にたまたま手にしたこの小説に出会って以来、小川洋子さんの大ファン。
更に阿弥陀堂だよりでは何度も号泣したので、2人のコラボ作期待してました。
阿弥陀堂だよりは原作もいいけど映画も良かったので、小泉監督なら間違いない
と思ったけれどやっぱとても良かった!原作にあるどうしようもないせつなさは
映画ではそこまで表れてないけれど、むしろそれが良かったのだと思います。
だからこそ、この映画を観てから初めてこの本をに出会う人が羨ましいです。
大人になったルート君を吉岡君がやるというのも大成功。教壇で生徒に話す
設定も抜群だと思います。やっぱりその辺りは小泉監督の力量だよなぁ〜。
吉岡君みたいな先生がもっとたくさんいたら、日本ももっと変わるかもね。
私もそんな先生に教わりたかったです。一緒に授業受けてる気分になりました。
映画を観てまた更に小川洋子さんの世界の素敵さを感じました。文学と数学の
世界のロマンチックな融合がたまりません。観終わって何度目かの再読へ。。。
やっぱこの小説は特別だなー私にとって。


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