おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2004年09月11日(土) THEガジラ『八月の狩』@下北沢スズナリ

演劇集団THEガジラ2004年8月公演2004.8.26〜9.12
『八月の狩 「他国の死」より』
作:井上光晴
構成&脚本&演出:鐘下辰男
出演:KONTA/吉田朝/若杉宏二/加地竜也/白井圭太/福士惠二/円城寺あや/
   小林愛/征矢かおる

KONTA氏が出てるお芝居ってことがきっかけで観にいってきました。
何も前知識なしで観に来たのですが、結構ヘビーな内容(朝鮮戦争)でした。
「絶対に戦闘行為はしない」「非戦闘地域であるから危険もないし安全は保証できる」
と言われ通常の3倍のペイを支払うという甘言に誘われ朝鮮に渡った日本人の話。
訊問につぐ訊問。される側とする側。ただ命令に従っただけ。わからない。
劇中の彼らと同じくして、わたしたちも実は戦争に加担しているという事実を
否応なくつきつけられました。戦闘行為をしなくても間違いなくそういうことに
加担しているんだってこと。それを絶対に忘れてはならず、その上でいったい
何をすべきなのかってこと。

『人間を人間が狩る。この劇の主人公は醜い猟の狩人でもあり、
 また獲物でもある。狂った男たちは、仕掛けられた罠に片足を
 つっこみながら、ひきつった笑い声をたてるのだ。
              「八月の狩」より一一一井上光晴』


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