おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2004年06月02日(水) 「グリーンフィッシュ」@ビデオ

「グリーンフィッシュ」1997韓国
原題:緑の魚(英題:THE GREEN FISH)
監督&脚本:イ・チャンドン
撮影監督:ユ・ヨンギル
出演:ハン・ソッキュ/ムン・ソングン/シム・ヘジン/ミョン・ゲナム/
   キム・ヨンマン/イ・ホソン/ハン・ソンギュ/オ・ジヘ/ソン・ヨンスン/
   チャ・ユギョン/ソン・ガンホ/チョン・ジニョン/ユ・ヨンス/etc.

ひさしぶりにレンタルビデオ屋に行きました。あーこれまだ観てないやーと
気軽な気持ちで借りたのだけど、いやぁーヤラれました。すんごいスキ!!!
大好き『8月のクリスマス』のハンソッキュ氏と、『ペパーミントキャンディ』
と『オアシス』のイチャンドン監督のコンビですからハズす訳ないけど、
これは観終わった後に心にひっかかったまま離れてくれない映画でした。
兵役を終えた青年がふとしたきっかけでやくざの世界に入って...と言うと
そういう映画なのかなーと思いがちなのだけど、むしろ主題はそこにあるの
ではなくて、家族とは、人生とは、そういうことがラストシーンに集約されて
いろいろな感情を観る者ひとりひとりが想いめぐらす、そんな映画でした。
ハンソッキュさんの、淡々としている表情の裏の内に秘めた熱い思いのみえる
演技っぷりがたまらないです。たまに見せるすごく親しみある笑顔、それは
ボスと一緒に行った食堂(跡)で「トッポッキください」というシーンや、
ボスの女に電車の中でドリンク剤を見てクイズを出すシーンなどを印象的に
させていますし、無表情故の感情の波みたいなものが素晴らしいと思います。
役者や監督だけでなく更に素晴らしいカメラワークにもドキドキでした。
母親の誕生日に家族が集まってパーティをするシーンを映すところ、電車の中、
車のフロントガラスに映る最後の吐息、すべてを統括するラストシーン、、、
思い出すとキリがないくらいいいシーンがいっぱいです。はぁいい映画観ました。
韓国、ほんとすごいや。


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