| 2004年05月07日(金) |
『霧の中の風景』@下高井戸シネマ |
『霧の中の風景』1988ギリシャ・フランス 監督・脚本・製作・原案:テオ・アンゲロプロス 出演:ミカウス・ゼーケ/タニア・パライオログウ/イリアス・ロゴセティス/etc.
フランス映画社名作三昧って特集で3作レイトショーのうちの1作。 もうたまらなくせつなくて、ステキな映像美に酔いしれました。名作すぎる! 象徴的な映像の凝り方と、淡々と進んでいく展開と、私の大好きな世界です。 雪の中で動かない町の人々、空の青さ、ネガの切れ端、海から引き上げた手、 霧の中の1本の木...∞。言い出せばキリがない象徴的なものがほんと数多く 出てくるのだけど、そのそれぞれに監督として想う意味があるのでしょうが、 その全部を観客が理解するのは無理だと思います。でもその解釈をそれぞれの 観客に委ねているところが何とも心地よく、そしてそれが無限に広がっていき この映画を更に素晴らしくしてるのだと思われ。そしてそれがどういう意味が つかめなくとも感覚的にわかる。それが映画のステキなとこだと思いました。 ラストの木のシーンの美しさとどうしようもないせつなさに涙涙涙。。。 レストランで弟がステキ演奏を聴いて拍手するシーンもほほえましくてステキ。
いやー名作はスクリーンで観るべきですわー。文句なく10点満点!!!
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