おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2004年02月02日(月) 「ローサのぬくもり」@ビデオ

「ローサのぬくもり」1999スペイン
監督&脚本:ベニトサンプラノ
出演:マリアガリアナ/アナフェルナンデス/カルロスアルバレスナボア/etc.

一般公開になる前の映画祭でのタイトルは「アローン/ひとり」という邦題です。
ローサというのは母親の名前で、父の看病のために病院に通う母(ローサ)が
都会で一人暮らしをする娘の元でしばらく共同生活をしていく話。
いやぁ〜スキですねーこーいう映画。特に何も起きないとこがすきです。
それぞれの孤独について、いろいろ考えさせられる映画でした。一人暮らしを
する娘@35歳妊娠中はもちろん、母も父も、階下に住む老人もそれぞれに
いろんな形で孤独な訳です。自由きままさと孤独との折り合いは、たとえ
すでに長いコト人生を送ったはずの老人でさえも実はまだ克服できてないという
そういうことが染みました。人間はひとりでは生きていけないんだよね...。
かなりスキな感じでしたので、今後この監督のコトを気にしてみたいと思いました。


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