おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2003年10月11日(土) 『手紙』@下高井戸シネマ

『手紙』2002日本
監督:松尾昭典
出演:古谷一行/小林桂樹/風吹ジュン/菅井きん/辰巳啄郎/長門裕之/etc.
製作:古谷一行

昭和的な映画でした。石川県金沢市二俣町にてオールロケでの撮影です。
古谷一行が郵便配達員で、彼を通して町のいろんなひとと関わっていく、
というヒューマンドラマ。
ストーリー的にはちょっと都合良すぎなとこ多いし、そんなにみんながみんな
優しいってことはありえないーとか思ったりしましたが、出演者が豪華でした。
一行の実の息子も一瞬出てましたし...(ドラゴンアッシュ) でも、あそこの
シーンはあとからとってつけたみたいでちょっとこっ恥ずかし...(笑)
エンディングもいまいち合わないよーな。

今は電話やメール全盛の時代なので手紙をとても大切に思う人たちを見せられると
昔の懐かしい感じや時代錯誤な感じがしてしまうけど、私自身は、手紙の存在が
大きいです。同じ「ことば」でも、口からでたもの、ディスプレイに映されたもの、
紙に書かれたものなどなど、それぞれの印象は全然違っていて、それぞれの
良さがあるので一概に手紙がいちばん良いとは思っていないけど、今だからこその
その瞬間の字体とか紙に記された時の凹凸とか、直筆ってなんか嬉しいものです。
でも年賀状はあんま書いてないなぁ...


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