おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2003年09月19日(金) 『「されどわれらが日々−」より別れの詩』@中野武蔵野ホール

『「されどわれらが日々−」より 別れの詩』1971日本
原作:柴田翔
監督:森谷司郎
出演:小川知子/山口崇/藤田みどり/etc.

ずっと前にたまたま手に取ったちらしをふと見ていたら柴田翔の文字を見つけ、
その映画化されたものがあるなんてーと、ぜひ観たいと思い気になってました。
去年この原作に出会ったのだけど、何度も読み返してる程読んでいるので、
これがどう映画化されているかとても楽しみにしていました。
レイトショーで最終日だったのだけど、お客さん25人くらいかなー?でも
私以外は全部男性でした。しかもオヤジ度高し!こここわい...(笑)
原作とはやはりちょっと違うのだけど、所々に出てくる文章で読んだものと
同じものがあるのはわかったので、やっぱり深く刻まれてるなぁと思いました。
原作は昭和39年芥川賞で、映画も私の生まれる前のものだけど、時代は変わっても
人生について考えることは、根本はそうそう変わらないし、どの世代ももがいて
いるんだなぁと思ったりしました。なんとなくいろんな考え方とかがすごくわかる
というか、身に迫るのが、私が古いからじゃないといいのだけども...(笑)
しっかし小川知子は当時めちゃくちゃかわいかったんですねーびつくりです。
しかも洋服がすごーいかわいいのー。良い映画を観れました。ちょっと泣けたし。


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