おならでぃず
ライブ&映画のくり的感想。

2003年01月14日(火) 『アカルイミライ』@渋谷シネアミューズ

『アカルイミライ』2002
監督:黒沢清
出演:オダギリジョー、浅野忠信、藤竜也、りょう、加瀬亮、小山田サユリ、他

友人が試写会に誘ってくれたので行ってきました。並んでいる列はやはり
若者ばかり。さすが渋谷です。同じ渋谷でも「刑務所の中」はおやじだらけ。

オダギリジョーっていい俳優なんですねー。観た目のかっちょよさに心奪われてて
俳優としてのドラマとかちゃんとは観たコトないかもでしたのでびっくり。
浅野君とのコンビがとてもいい感じでした。男同士ってあーいうの、いいな。
3部作って感じになってて、ちょっと長かったですけど、せつなさがとても
良かったです。社長とか、藤竜也とか、ベテランはやっぱいい味出てましたし。
加瀬君が嫌な奴で出てるし。(てかこの人はほんと役毎に全然感じが違う!)
なんか個々にちょっとづつちょっとづつ細かい意味を持たせてるそんな感じでした。
「ニンゲン合格」に近い空気感っすね。
疑問点も多々ありました。独房でなんでハリガネ的なものがあるんだろ?とか。
あと、(悪い意味で)一番気になったのは出てる人の衣装がオシャレすぎて、
そりゃないだろ?とちょっと冷めました。ついつい高そうーとか思ってしまう(笑)
ウタダヒカルとかの衣装の人らしいけど、本人達が醸し出す空気がもともと
ステキなので、もっとさりげない方がいいと思うんですけどどうかしらねー?
あと「くらげ」ってのは暗喩的意味というかそういうのってあるのかな?気になる!
て訳で結局「アカルイミライ」なんて無いってことで。それが欲しかったら、
ゲバラTの若者達のよーに何も考えないっつーことかなーと。さみしすぎる...


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