「チキンハート」の後、劇場で観た映画がたまったのでまとめて。
*『オテサーネク〜妄想の子供』@UP LINK FACTORY ヤン・シュヴァンクマイエル監督の最新作。これだけ見逃してたので、 ちょうどやるのを見つけて観にいってきました。全く面白すぎました! 子供のいない夫婦が木の切り株を子供に見立てて?育てていくのだけど その木であるはずの赤ん坊がどんどん意志をもって巨大化していく話。 この監督の作品を通して観ると、いくつかのテーマというか、キーワード的 なものが浮かんでくるのだけど、そういうの安部公房もそうだよなぁーとか 思ったりしました。一緒に観た妹は、こーいうのすごい好きでしょーと 言ってました。やはりわかるもんなのね。毒っぷりがたまらんです。
*『UNloved』@下高井戸シネマ 監督の舞台挨拶がありました。この監督がまたインテリチックな紳士で かっちょよかったです。おされ坊主でちょっと細身のパンツスーツ。 元々奥様が脚本を書いてそれを共同でやったみたいで、それについても 興味深い話をたくさん聞けてすごく良かったです。映画館の人の質問も 的をついてて、この日観るの2回目だったけど3回目また観たいなぁーと 思いました。頑なまでの主人公がすごく痛いのですが、自分との共通点を 見つけることができ、あーわかるーってのが満載なのですね。ただ意外に この作品を男の人が観ると感想がかなり違うらしくて、辛すぎるので もう観たくないって人が多いらしいです。それもなんかわかる感じ。 あえて逃げないで向かわなければ行けないテーマなのかもしれない。 男と女というものは難しいものです。でもこれは恋愛映画というよりも、 人生について考えさせられる映画だと思いました。
*『狂わせたいの』『L'Ilyaイリヤ 』下北沢シネマ この日はゆうばりフェスの初日だったのでマスコミが入ってました。 イリヤの監督と主演の人ともう1人の舞台挨拶がありました。 『イリヤ』は自殺志願の人が自殺前に語る様子や死に様をビデオに納めて イベントなどでその映像を流す女の子の話し。空虚さが全編に溢れてて 短編ですけど結構面白いです。『狂わせたいの』は観てみたかったのが、 ちょうど劇場でやるっつーのでラッキーでした。このアホアホな下品さが 面白かったです。ひとりの男がいろんなトコでどんどん不幸?になる話。 ここまでついてないのはある意味ラッキーです。一番面白かったのは、 変な小料理屋のシーン。おやじが全く訳わからん。その奥様もまったく。 アホです。下品です。下品なの嫌いだけど、でもこのアホさはアリです。
*『ロックンロールミシン』@渋谷シネアミューズ 行定監督です。池内君とりょうと加瀬亮と水畑氏?かなー。自分達で ブランドを立ち上げて...って話。加瀬亮がすごく良かったです。 リーマンの哀愁っぷりが、なんだかとってもよくわかりました。あと、 池内君うまいし、りょうもかっちょいい。あのスカートかわいすぎ。 まぁ最後中途半端といえば中途半端なんだけど青春映画はそんなもの。 決めつけないトコが私はスキです。何でも考える余地は必要かと。 しかしSUGIZOの演技がひどいです。なんでこれをオッケーしたのか不明。 河村龍一といい、ビジュアル系の人は鏡ばっかり観てるんではないかしら?
*『インティマシー親密』『バーバー』@三茶シネマ バーバーを観損ねていたのでちょうど良かった。三茶手前の方の劇場です。 『インティマシー』は15禁かなー。大人映画でちょっと困ります(笑) でも『バーバー』との2本立てはいいかもーと。全然違うのだけど、 ちょっとした小物とか、名前とかで2本の映画の共通点を見つけられて、 三茶のブッキング(映画だからそう言わないんだけど)えらいと思ったし。 だってこの2本立てでなければ気づかないくらいのちょっとしたキーワード なんだもん。こーいうの、ちょっとした楽しみだし、ブッキングした人は シメシメと思っているんだろーなーと。『バーバー』は無口な床屋の話。 何と言っても音楽がいいです。映像もモノクロでかっちょいいし。
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