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『トロイ』を観てきた / 2004年06月16日(水)
 

圧巻でした。とにかく面白かった。
といっても、私はブラット・ビット様のファンでは全然無いのでありました(笑)。
なのにどうして触手をそそられたかというと、トロイ戦争が舞台だからというのに尽きる。トロイ戦争は史実にもあるギリシャ軍とトロイ軍の戦争だが、ホメーロスの叙事詩に描かれているので有名。古代ギリシャ神話の神々が増えすぎた人間を削減するために戦争を起こさせて、それぞれの神々が好き勝手に一方に側に肩入れするお話。その中で、人の子である英雄たちは翻弄される。
映画は神々は名は語られても出てこず、あくまで人間の物語として描いています。
スパルタの王妃へレンを愛したトロイの第二王子パリスがヘレンを略奪してしまうところから始まり、一人の女をめぐって大戦争になる。
カッコよかったのは、エリック・バナ演じるトロイの第1王子へクトル。周囲から愛され、甘やかされて育ったパリスと違って、トロイという国を背負っている勇猛な戦士であり、妻子を愛してる優しい男。冷静で、悲劇的なラストを予感しながらも、父王と国の為に戦う。
そして、知略に長けたオデュセウスは、ホメーロスのもう一人の主役が、ギリシャ軍に入っていながら、誰にも忠誠を誓わない無敵の英雄アキレスの友人として、王との間を橋渡しする。このオデッセウス役のジョーン・ビーンも良かった。
1000艘の船でトロイに攻め込んだ戦いは一進一退。壮大で、壮絶なシーンが繰り広げられる。
槍と剣での肉弾戦も華麗というより重厚感があった。モブシーンは何万人という人間を動かしているだけに迫力はかなりのもの。
アキレスは見る人によっては好き嫌いがあるかもしれない。半神で、ただひとつの弱点はかかとであり、野蛮な面と自分の強さに裏打ちされて好きに生きてる。
どうして、戦うのか、それはトロイにとっては悲劇的運命であり、ギリシャ軍にとっては、妻を娶られた弟王を盾にして、制服という野心を求めるアガメムノン王の欲望から起こった。
トロイの王は息子可愛さで、ヘレンをつれて来たパリスを受け入れてしまう。その為に何万という兵士の命が失われることを知りながら。どちらにしても、自分勝手な指導者の下で、兵士はその命を捧げ死んで行く。そして、英雄たちは歴史に永遠に名を刻み込む為に戦う。
廃材になった船で作り上げられた木馬の造形は、かなり良かった。普通は木馬というと可愛いイメージだが、巨大で、不気味な感じさえした。
もう一度観てもいいと思う出来の映画でした。

なんでここまで力説してるかというと、実はギリシャ神話大好きだから。久しぶりに、胸の中でムクムクとこの世界いいわ〜と(笑)。
最後に、トロイの街を焼かれたパリスが女子供を逃がすシーンで、トロイの誇りといわれている系剣を、怪我をした老人を抱えてやってきた青年に渡すんですが「この剣がある限りトロイは滅びない」と。で、その青年の名前がアエネイスなんですよ!! え、私だけ喜んでる?(苦笑)

その後は、カニ道楽で遅い昼食。あんまり期待しないで行ったんだけど、姿まるごと会席が新しく出ていて、思いっきり食らいついて来ました♪
朝はバタバタしてて、眠かったけど、後半は◎な一日になりました。
でも、眠かった〜〜。




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