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透明な瞳で / 2004年04月12日(月) |
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昨日の『新選組』は良かった。 京都に着いて、清川の建白書を帝に提出が起こる。たとえ、建白書を見ても誰も自分の真意はわからないからと、全員のサインを集めさせる。 清川八郎という人の印象は、頭が良すぎて先走り、人心を掌握できないタイプ。それを白井さんは本当に上手く演じておられる。 一方芹沢鴨は、かなり乱暴だし、好き勝手生きてるが、人をひきつけるタイプだったような気がする。新撰組の確立期に彼がいなければ、詩衛館の面々だけでは、まとめられなかったかもしれない。その芹沢に参謀としてついてる新見錦は、切れ者な感じだ。 近藤勇と土方歳三の対極に芹沢と新見がいて、いつか袂を分かたなければいけないのは明白。トップも参謀も同じ団体の中に二組はいらない。 今回は、建白書に疑問を持ったのは、山南敬介と新見のみというも、いい演出だった。しかも、清川に真相を問い詰めるときの細く眇められた、冷たい蛇のような目が良かった。一方、山南役の堺さんの鋭いけれど、どこか驚きをないまぜにした目も綺麗だった。 そして、芹沢に酒宴に呼ばれた沖田が、人を斬ったこともない、穢れをしらない天才に、お前を汚してやりたい、嫌いだと言いながら、豆腐と卵をぐちゃぐちゃに手でこねる姿に、臆することなく向けた透明な瞳にはやられた。 自分を嫌っていると言い放った相手に向けた綺麗すぎる目、口元はかすかに笑っている。 総司はおそらく後に血にまみれた剣を振るうときもやはりそんな透明な目で、にごりも無く微笑うのだろう。藤原竜也君という天才でなければ、これほど極上の沖田総司は演じられない。 それにしても、つくづく三谷さんのキャスティングは私のツボにハマっている。最初はご本人を全く知らなかったので心配していた土方さん役の山本さんも慣れてみれば、ひとつの土方像をしっかりと作り上げておられるしね。 どちらかというと、『燃えよ剣』の土方よりはソフトで、優しい。 それにしても、とても上質の青春群像を大河で実現したものだと思う。 さて、来週はようやく斉藤なジョー君のお出まし。斉藤君も似合ってるいるが、いつか彼の土方も見てみたい気がしてます。 |
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