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イノセンス 人形と人間の狭間で / 2004年03月24日(水)
 

午前中に目の上のタンコブだったイベントをなんとかクリアして、意味の無い宴会への招待をご辞退申し上げて(笑)、午後は映画を観にいった。

この間観にいった球体関節人形展と連動している『イノセンス』。押井守監督の甲殻機動隊の映画第2弾だ。
1作目はビデオを借りてみたけど、疲れてて途中で寝てしまったといういわくつき……ハハッ。でも、夜中に放映されているアニメは観ていたので、背景は理解出来た。
感想、やたらと聖書やらミルトンやら何やらからキャラが引用したセリフが多くて、観念的な議論をふっかけ過ぎていて、煙に撒かれただけみたいな印象が残ってしまう。押井さんて、パトレーバーの映画の時はもっと効果的に引用してたのだが。
メインはゴースト(普通に言えば、魂みたいなもの)は人形もしくはロボットにも存在するのか、限りなく電脳化した人間のゴーストは何処に行くのか、人形との差は果たしてあるのか、などなど……。
映像はこれでもかというくらい凝っていて美しい。
残念なのは、あれだけ美しい映像を駆使しながら、言葉に頼りすぎた点だ。
半分の言葉で、もっと語らない映像が語りかけてくれたら、分かりやすかったかもしれない。
人形に魂はあるのか、肉体は死んだ人間と生きている人形は何処が違うのか……答えの見つからない問いだ。




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