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名馬とは / 2004年03月08日(月)
 

昨日観て来た『シービスケット』。
最初の3、40分は一体いつシービスケットが出てくるんだ?という感じで観てました。馬主と調教師と騎手の3人が、アメリカの大恐慌の時代に出会うまでが描かれてるんだけど長い長い。それと、どうも外人さんの顔が区別がつかない(爆)。馬主さんと騎手のお父さんは下は裕福な実業家だから、余計わからなかった。
それを我慢すると、ようやく3人とシービスケットが出会います。
暴れ馬で、走らない馬として見捨てられてきた小柄な馬に、才能を見出し、3人がそれぞれの挫折を得て、立ち直っていく、成り上がり者のアメリカンドリームが、時代に夢を与える。描きたかったことは、わかるけど、視点がフラフラしてるので、分かり辛いのが難点。
でも、赤毛の騎手レッドのライバルウルフ役で出演してるのは、現役の凄い騎手さんで、演技も上手かったし、ど迫力のレースシーン、とにかく馬が駆けるシーンは惚れ惚れするほど美しいです。
この映画を見に行く前に武豊さんの公式サイトの日記で、知り合いの騎手が何人も出ていて、別の意味でニヤニヤして、楽しめたと書いてあったので、どの人がそうかなぁ?とレースシーンで予想してみたりと、結構ワクワクしました。
馬も経済動物で、怪我をしたり、走れなくなれば普通は売られたり、処分されたりしてしまう。本当に酷い怪我だと、馬の苦痛と費用の点を考えて安楽死させられる。
映画ではたった一回の挫折で、治せるものを見捨てることは無い。何度でも立ち上がれるというメッセージを送っていた。
たった1頭の馬に注がれる愛と夢。
名馬というのは、経済動物である枠を超えて、つまり馬券の勝ち負けも関係なく、夢を与える。だから、愛される。
一方で、高知競馬のハルウララのように、100戦負け続けているが故に、愛される馬もいる。
無事これ名馬。伝説なんかにならなくてもいい。レースから無事に帰ってくる馬もまた名馬だ。

それにしても、人馬共に足の怪我から復活してのラストレース……最後に思わず一粒零れちゃいました。人間にはいたって冷たい私ですが、動物モノは弱い。



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