今日も静かな一日かと思いきや 突然階段のぼり切った所で YUMがひょいっとこちらを向いた いつものような腰から下をブリブリ降りながら、 の元気はなかったようだけど ドアオープン、廊下突き当たりのあたしの所まで 駆けて来る。
続いて彼等も現われる。
この静まり返ったこのビルに 直ぐさま喧噪がもどってきた
今朝からYUMは海で一泳ぎしたらしく いつものソファで眠ってる 夢を見ているようで 足や手や顔や眼をヒクヒクさせながら どんなに名前を呼んでも起きやしない。 泳いでるのか走ってるのか。
彼等の話声や笑い声で無人だったこのビルが 少しの活気を取り戻す。 まだ皆が揃ってはいないけど ちょっと嬉しくなってしまった
いつまでも同じ環境はきっと絶対ないと わかっているけれど こんな時間が長く続けばいいなと 割と、本気で思ってしまったよ。
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