◆KALEIDOSCOPE◆ |
◆Written by Sumiha◆ | |
OLD | CONTENTS | NEW |
顔を伏せないで | 2003年12月20日(土) |
◆スランプその後 順調に回復してます。とは言っても一文字たりとも(一行ではなく一文字)小説を書いていません。回復しているのは私のテンションの方です(そこからスランプ脱出になるといいなあという淡い望みを抱いてます)。もしかしたらクリスマス創作、二十二日辺りまでなら書けるかもしれない。まだわかりませんが。足掻けるだけ足掻いてみようかと。書けそうなら時事ネタということを忘れて31日までに書き上がればいいとも思ってます。 スランプの原因は多くを望みすぎていたというところです。身の程知らずにも。例えば石を千個積み上げなさいと言われて、百個ずつ積める訳がないんですよ(百個ずつ積めたら十回の手間で済むとわかっていても)。重たくてたくさんの石を百個も一度に持てる訳がないんです。人一倍ノロマで無駄に時間をかけて回り道する私は、一個ずつ恐る恐る積み上げていくしかないんです。途中で崩れたらやり直し。一個目から。分をわきまえろってことですね。そのことに今更気づいたんです。遅い。はやく積み上げたいから、はやく目指す場所に辿りつきたいからって、軽くて小さい石ばかり選んで積み上げたんじゃ、結局目指した場所に辿りつけません。小さい石を千個と大きな石を千個、比べたらその重みもかかる労力も桁違いです。お手軽さを求めたいんじゃないんです。その場凌ぎの実力なら要りません。金箔(金メッキ)はいつか剥がれます。見栄えがいいからとゴテゴテ飾りつけて、その実、中身がガラクタじゃあまりにおそまつです。そんなもの欲しいなんて思いません。時間が掛かっても一個ずつ乗せていって、着実に近づきたい。欲しいのは確かな力とそれに見合った自信です。他はいらない。外面がいくら良くたって内面が伴っていなければ意味が無いんです。 で、リハビリしようかなと思いはじめたところです。いきなりクリスマス創作でリハビリってのはいくらなんでも大博打なので、別のネタで。そこで何故か魔剣士姫が浮かぶというのはどうなんですか。しかも暗い。重い。またもや精神系。ウチの姫は誰が相手でもそういう方向に行ってしまうのですか。小一時間問い詰めたい。剣士姫は違うと思いたいけど自信が無くなってきた……なんてのはさて置き(いいのか置いといて)。なんとか頑張らないようにがんばってみます。リハビリ作がうまくいったら、次は自分の文章を好きになるところから始めてみようかと。こんな調子ではクリスマス創作なぞ間に合わんのですが。一生文章が書けなくなるよりはマシです。どん底にいた時はマジで文章書くのやめようかとすら思ってましたので。書くのも嫌、読むのも嫌でした。萌えという言葉にすら嫌悪感を抱いてました(相当やばかったらしい)。そこから書いてもいいかな、という位置まで這い上がってこられたのは……やっぱり言葉が好きという思いゆえでしょうか。ことばが好きです。日本語が好きです。生み出すことが好きです。まだやめられません。やめたくありません。だから書きます。書いてます。苦しさばかりでも。スランプに何度陥り二度と書くまいと思ったとしても。きっと、また、書き始めます。好きだから。 下を見ればきりが無い。上を見てもきりが無い。たぶん、そう思ったらダメなんです。いつでも下を見たら崖っぷち。上を見たら果てが無い。そう思っていないと。あとが無いなら背水の陣でやる気も出るってもんです。あとはせいぜい、がむしゃらに突っ走って返り討ち、なんてことにならないよう基盤をしっかりかためて応用をきかせることです。私はその応用ができないんですが。十年前から言われ続けているのに未だに。成長してない。 BGM無し。さむいっすね。冬だー。足ちべたい。あ、更新しました。スランプ前に書いた話。 | ||
OLD | NEW | CONTENTS | HOME |