KALEIDOSCOPE

Written by Sumiha
 
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 盲人の食事


2003年02月16日(日)
 



――――とかなんとか書いておきながら!(昨日の日記参照)(本日のタイトルから続けて読んではいけません) 会場についてからまず目に止まったのがピカソの「盲人の食事」でした(はいそーですタイトルはここから来てます)。思いっきりレゾを連想してしまった私を誰が責められようか。いや誰も責められまい(反語)。家を出る時に、これでゼルリナネタもルークリナネタも拾えず別のカップリングのネタを拾ってきたら大笑いだな、なんて思ったのが現実になろうとは。まぁ冗談はそれくらいにして。<本当に冗談なのか、冗談で終わらせていいのかっつーツッコミ却下。

私が某と行った時点では、それほど混んでいませんでした。人がまばらという訳でも無く。目的の絵画を見る為に多少待たされはしましたが。その状況下で私は「盲人の食事」の絵のそばから離れられなかったです。↑のレゾ云々を抜きにしても(^^; なんて言うか。こんな妄想まみれの不真面目な人間(※私のことです。笑)にもこんな部分があったんだなと新たな発見をしたと言うか。私は無神論者ですが、それでも敬虔という言葉の意味が少し理解できたような。そんな気持ちにさせられました。あ、ピカソの絵画ではありますが、何が描いてあるのかわからんよーな絵画ではありませんです。たしかにそゆ絵画も展示されてましたが「盲人の食事」は違います。

手がねーリアルで。あと表情。写真のような絵画ではない(写真のような絵ってありますよね。そういう忠実なものじゃない)のですが、それでも絵画に静かな動きがありました。良く言う息遣いが聞こえてきそうとか、いまにも動き出しそうなとか。そんな感じ。この絵画を見て何も感じない人がいたら、よほど心が捻じ曲がってる人間なんだなとすら思いましたな。「食事」なのにテーブルの上に乗ってるのが拳大ほどのパン一つと、おそらくはそのパンを乗せてあった小皿一枚、小さなポット(水がめ?)ひとつとゆーのが何ともかんとも。全体的な色調にも心を打たれました。痛い絵だった……。

あと他に「山」「夏」とゆー絵画もセットで気に入りました。大抵こういう絵画展では出口付近にパンフレットだのグッズだの売ってます。ご多分に洩れず今回も売ってました。「盲人の食事」と「山」「夏」のポストカードがあればいいなーと思って見てみましたが、やっぱしつーかなんつーか、「山」はあっても「夏」はありませんでした。にゅぅ。セットで欲しかったので仕方なくパンフレット購入(他のグッズも見て回ったんですけどねー。なかったのです。泣)。専用バッグもおまけで付けて\2,300也。パンフレットのみなら二千円でした。んでもねー。あたりまえだとわかっちゃいるんですが。「盲人の食事」の色合いが、本物とはやっぱり違うのです。うう。本物が欲しいよう(笑)。手も足も出ない値段つーか価値をつけられない絵画だってのは理解してます一応。

帰りに入口付近を見たら並んでまして、ああ混む前に来て良かった、ちょーどいい時間に来たなと思ったです。うむ。いろいろと収穫になりました。油彩の絵画を見て、あーそういや昔、油絵を描いたこともあったっけなとか懐かしんでみたり。油絵は難しいですよ……。描くのは楽しかったですが。時間とお金が許すならまた描いてみたいです。七宝焼きとかもやったにゃー(脱線)。なつかしいなつかしい。

んで帰ってきた訳なんですが、一昨日(二月十四日)は某の誕生日(おおかたの予想通り、ばすでぷれぜんとの殆どがチョコレート。彼にとっては嬉しいのだか哀しいのだか)だったので、一日遅れのプレゼントを買ったり、ハンズで便箋と封筒を買ったり(友人Yと友人Iに送ろうかなーなんて。一目惚れしてしまったのですよー。自分が送られたら嬉しい便箋と封筒を選んだ(オイ)ので、相手方の反応が気になるところ)……あぅあ散財。ばーすでーぷれじぇんとが二千円で便箋と封筒が千八百円。↑のパンフ+バッグとあわせて六千百円の出費。んぎゃー。ココロはあったかくてもフトコロがさみしい。ぐすん。

それら買う合間にも色々ルームライトだの服飾店だの冷やかしました。イヤァ、うぃんどうしょっぴんぐ(平仮名はやめぃ)って楽しいですねえ。目の保養目の保養。こういうのもそうですが、いろいろなことに興味を持つのって大切ですね。教養という点でもそうだし、文章書きという点でも。いつどこで役に立つかわからない。役立つとか人間としての深みとかいう点を抜きにしても、純粋に楽しむというのも大切ですにゃ。考えることをやめてたまには好きなものを好きなだけ追うってのもいいもんだ。頭を休ませるいい機会でした。ほんとう、収穫のあった一日でした。充実してた。

そうだそうだ、行きと帰りの電車の中で(読む本がなかったゆえ仕方なく)メモ帳を開いてネタ考えていたんですが。書き始めたら止まらなくてそのまま熱中して小説書いてました。ガフ。キーボードで打つよりもノートに書き止めるほうが(性に)あってるのかもしれん。すらすら進んだのでおビックリ。(笑)久しぶりに楽しんで書けた気がします。ここのところ(もう一年くらいかな)書くという作業が苦痛だったのです。小説書くの好きですけど。自分の中から場面や心情にぴったり当てはまる言葉を見つけられないというのがもう堪らなく嫌で。言葉と闘ってました。が、行き帰りの電車の中では言葉との対話が出来たような、そんな気がしました。まだ私は書ける。

夕食の前にお酒を呑みました。いつも呑んでる(つか良く話題に出る)メルシャンのではなく、某が近くのお店で買ってきたスパークリングワインです(結局はスパークリングワインなんですけども)。フルーティーで美味でしたv これは甘口の方が美味しい。たぶん。某が言うには辛口もあり(辛口のほうが安かったらしいが、前に呑んだ時に美味しくなかったっつー記憶があったようで)今回の購入は甘口に決定。その判断は正しいと思います(笑)。18時ごろに呑んだ(私は二杯半ほど)のかな。それから夕食。うどんでした。これまた美味v あちしも料理のレパートリー増やさにゃなー。ところでスパークリングワインにチョコレート(ビターチョコ)って合いますね。うまうまvv 今度実費で買おうかなあれ。つかこんな事言ってるから某に酒飲みだとか言われるんだ(笑)。否定はしない。(笑)



とまぁ思い付くまま昨日のレポートなんぞを書いてみました。たまには日記らしいことも書かなければね(笑)(前にも書いたぞそれ)。本日の日記は書けません。今日がはじまってからまだ三時間弱しか経っておりませんので(笑)。21時ごろ就寝、2時ごろに起きてこれ書いてます。ここまで書くのに1時間掛かった……呆然。遅筆……。

今日はまあ一日寝てると思われますが(情けなくもいま二日酔いであろう頭痛に苛まれまれまれまれ……いや二日酔いじゃなくて睡眠不足? それともその両方のダブルパンチ?)、まあもし何か面白い出来事があったら追記します。

閑話休題。こやって好き勝手に日記を書いてきましたが(今日のみならず過去もずっと)(でもって好きな時に好きなものを書くというスタンスを変えるつもりはありませんが)読む方にとってはこういうのって面白いのでしょうか。むう。萌え語り(笑)のほうがいいのかな。私は読む場合も書く場合も、萌え語りはもちろんのこと(笑)、きょうの日記のように一日の出来事を通して思った事についての文章も好きです(うう日本語が変)。ここ日記のアクセスを見ていると、少なくとも5人の方(たぶんリピーターの方)はこの日記を面白いと思ってくださってるようですが。どうなのかな。それとも単に館主の生存状態を確認してるだけなのかな(笑)。どんな理由にせよ日記へのアクセスは嬉しいです。ここではスレイヤーズのパロディの話題ばかりではなく、私の生身に触れる内容を書いてますので。それでも毒とか鬱とかはセーブしてますが(笑)。

さてー。こんどは音楽の話でもしたいところです。酔っ払った某に四分音符だの休符だの音階だのの説明してたら、こっちまで影響を受けてしまったじゃないか(笑)。んー最近クラシック聴いてないや。久しぶりにショパン聴こうかなって言うかクラシックのCDは二枚しか持ってないんだけどね!(笑) 「魔王」とか欲しいな。中学時代に日本語版を聴かされたことがあるんですが……「おとーさんおとうさん」って!(笑) 駄目だ……だめだよ。格好悪いよ!(笑) もともとの言語(ドイツ語……のはず)じゃないといかんですね。子供心にも、意味わからなくても元の曲のほうが良いとしみじみ思いました。無理やり日本語に直しても駄目だ。あ、ちなみにぐぐるで「シューベルト 魔王」で検索すると、日本語の「魔王」を聴けるサイトが引っ掛かります。でも元もとの曲を聴いてから(日本語訳歌詞のほうを)聴いたほうがより楽しめると思うです。(笑)つかどー考えても成人男性の声でおとーさん言われてもな。

あーそれにしても久々に長く書きすぎた……。



BGM無し。


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は……恥ずかしいぃぃー!!

自分でもオカシイと思います。それでも恥ずかしいのは事実なのであぁもーう! いえ某素ん晴らしいサイト様のらぶらぶイラストを拝見したら恥ずかしくて恥ずかしくて。寧ろラブ推奨って感じなんですが! なぜおまぃが恥ずかしがらなあかんねんとツッコミ入れられそうですけど。でも恥ずかしいんだよう!(笑) かなり身悶え(悶えるな)。混乱丸出し。日本語変ですね(笑)。文章繋がってないぞ>私。

小説だとまた違うのです。「萌え〜v ぽわぁん」て感じなのです。いいなぁラブ。うっとり。とか。もっとやって下さいとか(笑)。なのにイラストだと猛烈な恥ずかしさに襲われわれわれわれわれ(エコー)。萌えー! とかうわぁラブい素敵ィとかももちろん(もちろんってアンタ)思うんですけど。それ以上に何故か恥ずかしい。変なヤツ(>自分)。なんなのでしょうね一体。ああラブ……。私も読者の方々全員をうっとりさせられるような(笑)ラブを書けたらな……。 ………………。無理だ(おい)。シリアス一直線で甘い話は手が拒否反応を示すような人間に、そげなラブなぞどうして書けようか。いや書けない!(血涙)(反語) でも書いてみたいよなぁ(笑)。誰かラブの真髄を伝授して下さい(笑)。砂吐く甘さではなく、ほど良い甘さで(注文つけるな)。

ああしかし……萌えた……萌え尽きたぜ俺は……(ぱたりくたり)(つか誰よ)。ラブっていいなあ……。ビターな感じも捨て難い。カロリーオフどんと恋、じゃなくてどんと来い!(笑)(誤変換です。しかし笑える変換だ) 私もいつかステッキーなラブを書けるようになりたいっす。ふはー。

ばかなこと書いてる時が一番楽しいかもしれない(笑)。


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ネタのストックを探したら、それなりに(要素的には)ラブになりそうなのが見つかりました。んが。

要素 1 キス(犬が転んでワンパターン(寒)とか言うな)
要素 2 恋愛対象としての自覚
要素 3 お邪魔虫ゼロ

解説。
要素1はストーリーの中にキスシーンがあるよってことです。そのままです。少しは捻りましょう住刃さん。
要素2はつまりガウリナならば保護者からの脱却、ゼルリナならば仲間からの脱却ですな。ベタな少女漫画なら幼馴染や兄(または弟)(血の繋がってる兄弟姉妹という意味ではなく、良く言う兄のように思っているとか、そういうヤツです)からのランクアップってところです。
要素3は書くまでもないですね。登場人物が主役の二人のみってことです。余計な邪魔が入らない。てのと、横恋慕とか三角関係なども無いってことです。

で。ここまで要素が揃っているのにラブにならないってどういうことですか!(笑) 私が書くとかなりビターな感じの話になってしまうのですが!(笑) ドラ○もーん助けてー! 寧ろ見捨てられます。のび○くんさえ(さえってアンタ)見捨てられていないのにね!(問題が違います) つかもう本当に……私ってラブ書く才能無いのですか?(笑) ラブ書きたいラブ……(ぶつぶつ)。


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ブチ切れました。ラブが無いので(笑)。だからってラブと程遠いものをアップするのはどうよ>自分。

てことで更新しました書棚を漸く。これが今年初の創作かと思うと涙が。ネタバレやアップしたブツについてのあれこれは明日に。覚えていたら。(忘れんな!)はーこれで心置きなくバレンタイン小説に戻れます。つーかバレンタイン小説はそれなりにラブいんだからそれをさくさく仕上げりゃいいのでは。なんてな(……)。

つかラブだのなんだの言う前に、訪問者の皆様はラブとシリアスとどちらがお好みなのでしょう。一概には言えないと思いますが(私にもラブを読みたい時とシリアスを読みたい時の波があるし)。うーん?


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ラブとは程遠いものを書き上げてしまった……。Aという話のBというバージョンが出来てしまった場合、どうしたらいいのでしょうか。どちらも公開したいんだけどにゃー。どうすべ。

しかし今日は(前半は兎も角後半が)タイトルに合わん内容だな。



BGM
鬼束ちひろ
月光
 



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